グリーンで魅せる夏の生け花 胡蝶蘭・アンスリウム・アジサイ

B!

今回は、グリーンたっぷりの夏の生け花を紹介します。

 

緑色のお花は、案外たくさんあります。

 

爽やかなグリーン系のお花をふんだんに使った、夏にぴったりの生け花です。

 

動画もございます。

 

細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

 

お花の紹介

先ず、メインのお花は胡蝶蘭です。

 

今回は、小ぶりで生け花にも使いやすいサイズ感です。

 

 

 

アンスリウムです。

 

赤系やピンク系、ブラウン系のアンスリウムも個性があり魅力的ですが、グリーンのアンスリウムとても素敵です。

 

ツヤがあり少し金属的なひんやり感を感じさせるグリーン系のアンスリウムは、夏にぴったりです。

 

 

 

 

アジサイです。

 

ブルー系、ピンク系のアジサイは多く見かけますが、アジサイにもグリーン系があります。

 

葉物のグリーンとはまた違い、まん丸な形で、存在感があります。

 

 

 

 

グリーンスケールです。

 

小判草、という名前で出回っていたりもします。

 

軽やかで動きが出せる、サブのお花です。

 

今回は、これら4種類のお花を使います。

 

 

 

花器を選ぶ

今回のお花は全て茎の部分が短いので、コンパクトに仕上げます。

 

選んだのはこちらの花器。

白のサイコロ型の花器です。

 

コーナーの部分が挿し口になっていて、その対角線に当たる角で立たせるようになっています。

 

床との接触面が小さいので、動き出しそうな軽やかな印象の花器です。

 

 

 

 

お花を入れる

短くカットしたアジサイを、花器の口元のすぐ上にお花がくるように入れます。

 

僅かな高低差を付けて、前後に2本入れています。

 

 

 

 

角度と長さをバラバラにした10本のアンスリウムを、右方向に伸ばします。

 

アンスリウムは、面的なお花です。

 

ペタッと平面的に重なってしまわないように角度や向きを調整し、立体感や動きを出します。

 

 

 

 

胡蝶蘭を重ねます。

 

 

 

後方にグリーンスケールを足し、動きや軽やかさを出します。

 

 

完成です。

 

まとめ

今回は、グリーン系の生け花を紹介しました。

 

グリーン系のお花は、案外たくさんあります。

 

爽やかな印象なので、夏にはピッタリな色選びです。

 

グリーン系のお花を複数使って生ける時のポイントは、様々な質感のものを選ぶということです。

 

今回ならば、アンスリウムのツヤツヤした質感と平面的な作り、アジサイの少しドライな質感と丸み、グリーンスケールの細か動き、という具合にすべての質感や形の特徴が異なります。

 

小ぶりな生け花ですが、立体感はあります。

 

細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

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