お花は大好きでも、ガーデニングが得意じゃないという方、
こまめにお庭の手入れをする時間がなかなか取れない、という方も多いのではないでしょうか?
私もそうです。
お花を活けるのは大好きなのですが、ガーデニングとなるとなかなか敷居が高いです。
気が付いたら種を植える時期を逃していることが良くあります。
でも、お庭に季節のお花は欲しい。
ですから我が家のお庭は、毎年咲くお花と落葉樹を上手く組み合わせて、
『そんなに手をかけなくても季節のお花が楽しめるお庭』にしています。
お花の紹介
桜のお花も、その年によって咲く時期が多少前後しますよね。
それと同様に、3月末から4月の初めごろに芽吹いてくるお花や咲くお花は、毎年の気候により多少前後します。
ですから何月ごろのお庭、という表現ではなく、『桜の咲くころのお庭』という表現で季節を表しています。
ジューンベリー
まず、桜のお花と同じころに咲くのが、ジューンベリーのお花です。
我が家のジューンベリーはまだあまり大きくはなくお花もまばらですが、
いろいろな場所で桜のピンク色を見慣れた目には、真っ白のジューンベリーのお花はとても新鮮に映ります。
桜と同様に、お花の咲く期間は短く1週間ほどですが、その後に実が実ります。
(食べる事も出来ます。)
お花も実も紅葉も楽しむことが出来る、ちょっと得した気分になれるお花です。
姫ウツギ
同じく白いお花を咲かせる姫ウツギは、たくさんのつぼみを付け始めています。
姫ウツギは、背が高くならずに横に伸びていくタイプの落葉樹です。
地面をカバーするように育つので、我が家では紅葉の木の下や、玄関の表札やインターフォンの取り付けてある壁の周辺に植えれいます。
マーガレット
マーガレットもつぼみを付け始めています。
2年ほど前に鉢植えでいただいたものなのですが、植木鉢を頻繁に変えるのも大変そうなので、地植えにしました。
しっかりと根付いて、こんもりと育ち、つぼみもたくさん付けています。
クレマチス
こちらのつぼみは、クレマチスです。
母の日のプレゼントとしても人気の鉢植えですが、こちらも地植えにして簡単に管理できるようにしています。
クレマチスはつる性の植物なので、我が家では木の壁にワイヤーを張りそこにつるを伸ばせるようにして育てています。
クレマチスは品種により剪定時期や方法が色々あるようなのですが、我が家ではほぼ何もしていません(汗)。
真夏に直射日光が当たってしまう場所に植えてあるので、地上部分が枯れたようになってしまう事もありますが、気が付いたらまた新しい葉っぱが出てきて、丈夫に育ってくれています。
本を読むと選定方法など詳しく書かれていますのでキチンと剪定しているともっと多くのお花を付けるのかなぁとも思いますが、余り神経質にならなくても育てられる植物だと私は思います。
シャクヤク
大好きなシャクヤクも目を出してきました。
母の日前後ごろにお花が咲くので、とても楽しみです。
その他の芽吹いてきたお花達
その他、新芽が出てきたのが、カシワバアジサイ。
葉っぱの色が美しいハゼ、などがあります。
まとめ
落葉樹の多いお庭は、冬の間は少しさみしいですが、春になると一気に芽吹いてくるのを楽しむことが出来ます。
気温がぐんぐん上がってくる時期には、たった1日で枝も様子がすっかり変わっている事もあります。
朝はほとんど葉っぱに気づかなかったのに、夕方にはしっかり葉っぱの緑色が感じられる、というほどの変化がある日もあります。
ジューンベリーや姫ウツギの様なお花の咲く落葉樹と、クレマチスやシャクヤクの様に毎年咲くお花を上手く組み合わせる事で、ガーデニングが得意じゃなくても季節のお花を楽しむお庭を作ることが出来ます。
今回は、桜の咲く頃のお庭の様子を紹介しました。