クリスマスのフラワーアレンジメント リースの様に飾る

今週は本格的な冬の訪れを感じます。

 

今年も残すところあと半月を切っていますので、『すっかり冬』なのも当然ですね。

 

今週はクリスマス向けのアレンジメントを活けてみようと思います。

 

 

 

お花の紹介

雲竜柳

先ず、メインの枝物は雲竜柳です。

 

細めの枝ですので、しっかりと矯めやすい花材です・

 

今回もしっかり矯めてから使います。

 

 

 

バラ 

メインのお花はバラ

 

品種までは分かりませんが、ピンクの中輪です。

 

 

 

ガーベラ

更にガーベラ

 

クリスマスのデコレーションにぴったりの鮮やかな赤色です。

 

 

 

スプレーカーネーション

小花にはスプレーカーネーション

 

バラに合わせやすい濃いめのパープルです。

 

 

 

オンシジウム 

アクセントにはオンシジウムです。

 

クリスマスのイルミネーションのように鮮やかなイエローです。

 

 

 

ヒバ

葉物は2種類、1つ目はヒバです。

 

小さめの枝ぶりで、非常に柔らかい枝です。

 

 

 

もみの木

更にもみの木

 

クリスマスツリーとして飾られるのが、このもみの木です。

 

とても良い香りが特徴の木です。

 

 

 

綿の木

更にアクセントに綿の木

 

ドライになっています。

 

 

 

姫リンゴ

そして姫リンゴです。

 

 

 

花器を選ぶ

今回はシックなアレンジメントに仕上げたいので、こちらの花器を選びました。

茶色の花器

茶色い花器は、どのお花の色ともマッチしやすく、主張し過ぎないので使いやすいです。

 

ここに写真のようにアレンジメント用の吸水スポンジをセットして活けます。

 

 

 

アレンジメントを作る前に

アレンジメントを入れる前に、先ず吸水スポンジを上の写真のように花器にセットします。

 

吸水スポンジは、水を貼ったバケツの上にポンと置き、ゆっくりと沈んでいくのを待ちます。

 

急いでいるからといって、押して沈めてはいけません。

 

押して沈めてしまうと、お水が吸水スポンジの中までしみこまず、お花を挿した時にお花に水が届かないからです。

 

直ぐにゆっくりと沈んでいきます。

 

中までお水がしみ込むと、吸水スポンジはずっしりと重くなりますので、

 

バケツの中から取り出し、花器にセットします。

 

給水スポンジが花器の中で動いてしまわないように、吸水スポンジは花器の直径よりやや大きめに設定し、しっかりと押して中に入れて固定します。

 

上から軽く押すようにしてもかまいません。

 

花器の口元より2~3㎝ほど上に飛び出している状態にセットします。

 

そして写真のように吸水スポンジの角を落とします。

 

『面取り』といいます。

 

角を落とすことにより、お花がこんもりと形よく仕上がります。

 

ここから順にお花を入れていきます。

 

 

アレンジメントを活ける

雲竜柳を入れる

まず、雲竜柳を入れます。

 

今回の雲竜柳は細く柔らかいので、少し矯めてリースのベースとなる輪になりやすいように準備しておきます。

 

柔らかくなれば、2本入っていますので、上下を逆にして組んで1本にしておきます。

 

長い1本が出来たら、吸水スポンジの両サイドから挿します。

 

雲竜柳が丸い輪になるようにします。

 

 

 

ヒバを挿す 

雲竜柳のリースが出来上がったら、次は長めのヒバをリースに絡めていきます。

 

更に残りのヒバで吸水スポンジの表面をカバーしていきます。

 

こんなにグリーンを入れてしまうと、お花が入るのかと思われるかもしれませんが、

大丈夫。

 

入ります。

 

 

 

 

もみの木を入れる

更にむかって左側を中心にもみの木を入れていきます。

 

今回のようにグリーンが2種類以上ある時は、種類を混ぜてしまわず、

種類ごとにある程度ゾーン分けをして入れた方がスッキリと綺麗に仕上がります。

 

 

今回の2種類のグリーンは、色合いも葉も柔らかさも葉の付き方も異なります。

 

混在して入れると、本当にごちゃ混ぜになり、個々の良さが発揮されません。

 

ある程度ゾーン分けされる事で、それぞれの特徴が明確に見え、アレンジメントもスッキリとまとまります。

 

グリーンを入れ終わった時には、ほぼ吸水スポンジが見えなくなっている状態になっていると、

お花を入れた時に綺麗に見えます。

 

 

 

グリーンでカバーされたら、メインのお花や面の大きなお花から順に入れていきます。

バラとガーベラを入れる

先ずはバラ

お花部分の大きさに大小があったり、つぼみと咲いている花という様に大きさに大小がある場合は、大きい方を沈めるように入れます。

 

次にガーベラを入れます。

 

ガーベラは平面的なお花なので、お花をいくつかを入れた時にその面が同じ高さにそろわないように注意します。

 

同じ高さでそろっていると、平坦でペタッとしたアレンジに見えるからです。

 

 

 

わたの木を入れる

続いて大きめのお花である綿の木を入れます。

 

質感が面白いので、目立つ場所に入れます

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ドライになっているので、必ずしも吸水スポンジに挿す必要はなく、雲竜柳のリース部分に付けても可愛いです。

 

 

 

スプレーカーネーションを入れる

続いてはスプレーカーネーションを入れます。

 

アレンジメントを活け慣れていないと、全てのお花を吸水スポンジの上面に入れがちですが、

忘れずにサイドにも入れましょう

 

スプレーカーネーションのように、大き過ぎず、丸みのあるお花は、サイドにも入れやすいです。

 

 

 

オンシジウムを入れる

その次に、オンシジウムを入れます。

 

細く長く小花が咲くタイプのお花なので、長さを活かしてリース部分に添うように入れると動きもあり面白いです。

 

 

 

姫リンゴを入れて完成

最後に吸水スポンジの上面の目立つところに、姫リンゴを置いて完成です。

姫リンゴは裏面にワイヤーやつまようじを刺してから水スポンジに挿すとしっかり留まります。

 

お好みで、リース部分にリボンをかけてもゴージャスで良さそうですね。

 

 

 

まとめ

今回はクリスマスのアレンジメントを作りました。

 

このアレンジメントを作るポイントは、

先ずグリーンでしっかり吸水スポンジをカバーしてからお花を入れ始める事。

 

お花やグリーンはバラバラに入れず、ある程度のゾーン分けをして入れる事。

 

吸水スポンジの上面だけでなく、サイドにもお花を入れる事。

 

以上3点です。

 

アレンジメントはお水が減ってきたら足す

だけで、非常にメンテナンスが楽です。

 

飾る場所も選ばず、そんなに大きなスペースも必要ないので、クリスマスのデコレーションの1つとしてご自身で作ってみてもいいのではないでしょうか?

 

作品のサイズ

高さ(花器を含む) 約48cm

幅         約30cm

奥行        約29cm

 

花器のサイズ

高さ        約16cm

直径        約12cm

 

 

お正月花について

今年は、お正月花を2お正月アレンジメントを1、作る予定です。

 

12/29の夕方にアップ予定ですので、また是非お正月花もご覧ください。。

 

昨年のお正月花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

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