アレンジメント風生け花

お正月のお花の生け方を順を追って写真付きで解説します。

 

こちらでは現代の住まいにも飾りやすい、お花が多めで豪華なアレンジメント風お正月花を紹介しています。

 

 

お花の紹介

まず、メインの枝物、松はこちら。

大王松

大王松です。

 

他の松と比較すると、葉っぱが物凄く長いです。

 

活けると扇状に広がるので、全体のシルエットが左右対称になりアレンジメントっぽい作品になります。

 

 

 

オリエンタルリリー

メインのお花は、オリエンタルリリーです。

 

白の大輪のお花が咲きます。
グロリオサ

サブのお花の1つめは、グロリオサです。

 

花の姿は全く異なりますが、こちらもユリの仲間です。

 

華やかで豪華な色のお花なので、お祝いごとに重宝され、もちろんお正月花としても非常に人気のあるお花です。

 

 

 

オンシジウム

サブのお花の2つ目は、オンシジウムです。

 

蘭の一種で、小ぶりで扱いやすいお花です。

 

 

 

千両

そして、お正月らしく、千両です。

 

ご自身で千両を購入される場合は、葉っぱがつやつやしていて実がしっかりと付いているものをお選びください。

 

 

 

花器を選ぶ

大王松の扇形のフォルムをいかすなら、投げ入れより水盤に活けた方がしっくりくるかな?

 

という事で選んだのがこちら。

黒の半球形の花器

黒の半球形の花器です。

 

中に剣山を入れて使います。

 

花器は直径が約18㎝と、特に大きな花器ではありませんが、
ボリュームのあるお花も受け止められる、使いやすい花器です。

 

 

 

お花を活ける

大王松を入れる

まず、大王松を入れます。

 

一般的に生花では、お花を垂直に入れる事はしませんが、
今回は大王松の扇形に広がる様子を見せたいので、垂直に近い角度で入れます。

 

 

オリエンタルリリーを入れる

次にオリエンタルリリーを入れます。

 

百合は、咲くと非常にボリュームが出ます。

 

開花した時に重心が上がり過ぎてバランスが悪くならない様に、
大胆にカットして使います。

 

 

一番下に付いているお花の下側の花びらが、開花した時に花器の一番上にかかるくらいの長さに
カットします。

 

そうすると重心が下にある安定した形になります。

 

 

 

グロリオサを入れる

次にグロリオサを入れます。

 

同じ百合の仲間でも、先程のオリエンタルリリーとは異なり、
グロリオサは軽やかな印象のお花です。

 

花びらも茎も細いので、グロリオサは長めにカットします

 

蝶が飛んでいるようなイメージで、オリエンタルリリーのお花よりも上の方にグロリオサのお花がくるように配置します。

 

 

 

オンシジウムを入れる

次にオンシジウムを入れます。

 

オンシジウムは、お花の付き方を見て、左右どちらかにふります。

 

お花は曲線で流れるように入れます。

 

光が差し込んで、センターの白い百合のお花にライトを当てるようなイメージで入れます。

 

 

 

千両を入れる

最後に、千両を入れて完成です。

 

千両は、枝分かれしているところで数本に切り分けて使います。

 

向かって左の下側が少し軽いので、そこを中心に入れます。

 

 

まとめ

大王松を使ったお正月の生け花の場合は、

お花を多めに入れて豪華に仕上げるのが似合うと、私は思います。

 

最初に入れた大王松の扇形のシルエットの中に、

色々なお花で模様を描いていくようにお花を配置すると、

バランスよく仕上がります。

 

今回の大王松は幹も太く、葉っぱもしっかりした長さがありますが、

もっと小ぶりの物なら、チューリップやバラ・ガーベラといった飾りやすいお花と一緒に花瓶に入れるだけで、簡単にお正月の雰囲気を味わう事も出来ます。

 

いわゆる『お正月のお花』が堅苦しいな、と思われる方にも大王松を使ったお正月花なら飾りやすいのではないでしょうか?

 

 

2021年は4種類のお正月花を活けています。この他のタイプはこちらから⇩⇩⇩⇩⇩

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