今回は、お正月に飾る生け花です。
今年は全部で4種類のお花を活けました。
こちらでは、フローリストいかるがさんに配達してもらったお花を使ったお正月花を紹介します。
フローリストいかるがさんは、奈良県の田原本町にあるお花屋さんです。
店長さんのお花のチョイスがとてもオシャレなので、お誕生日や母の日などのお花のギフトはいつもここでお願いしています。
9月から、月に2回生け花用のお花を配達してもらっています。
上部には動画もございます。
細かな個所は動画で見て頂くとより分かりやすいかと思います。
動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
苔黒松
枝若松
千両
白梅
このあたりがお正月花には欠かせない花材です。
次は、マム色々。
マム
ピンポンマム
スプレーマム
そして合わせるお花達。
ブラウン系とワインレッド系のカラー。
アンスリウム
結構大きめです。
谷渡り
エメラルドウェーブという小ぶりのかわいらしい谷渡りです。
パンダナス
ブラックリーフ
椿です。
今回はこれらのお花を使って、お正月花を活けたいと思います。
花器を選ぶ
今回は、お花の分量がとても多いです。
1つの花器には入りきらないのは確実です。
そこでこうしました。
3つの花器を組み合わせました。
黒の横長の楕円の水盤、黒の横長の波型の水盤、イエローのガラス花器の3つです。
大きな作品になりそうです。
お花を入れる
先ず、苔黒松をセットします。
手前の波型の水盤に入れて、横に寝かせるようにして固定しています。
白梅を入れます。
黄色のガラス花器よりも長くカットし、奥の楕円の水盤に入れています。
ブラックリーフ2枚は、黄色のガラス花器の前にほぼ垂直に立てます。
枝若松をやや前傾させて挿します。
ガラス花器の方にブラウン系のカラーを挿します。
茎を少し矯め、下に流れるラインを作ります。
カラーに添わせるように、パンダナスを入れます。
続いて、アンスリウムを入れます。
面の大きなお花なので、入れる向きに気を付けます。
手前の波型の水盤に千両を入れます。
千両は水平に近い角度で入れ、花器の口元を隠します。
枝若松と同じ剣山にワインレッド系のカラーを挿します。
2本は立てて、もう1本はやや前傾させます。
今入れたカラーの間に谷渡りを入れます。
カラーの足元にブラウン系のマムを、そのやや後方にホワイトのマムを入れます。
上のガラス花器の方にグリーンのマムを入れます。
この角度からは見えないですが、2本入っています。
アンスリウムとほぼ同色なので、質感の違いが面白いです。
グリーンのマムを入れたガラス花器の方に、オレンジ系のピンポンマムを入れます。
アクセントになります。
右下がやや寂しいので、千両の後方にホワイト系のピンポンマムとスプレーマムを足します。
後方に椿を入れます。
全体の後方に短い椿を入れることで、奥行きが出ます。
完成です。
まとめ
今回は、フローリストいかるがさんに配達してもらったお花を使ったお正月の生け花を紹介しました。
細かな点や奥行き感などは、動画で見て頂くとより分かりやすいかと思います。
上部にリンクがございますので、動画も併せてご覧ください。
そのほかのお正月の作品はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩
