夏の名残、今回はひまわりの生け花を紹介します。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
グラジオラスです。
縦にお花が並んで咲きます。
今回のように枝物を入れない生け花では、枝物のような使い方をすることもあります。
ひまわりです。
今回のひまわりは、やや小輪。
主張しすぎず使いやすいサイズ感です。
合わせるのは、デンファレ。
南国のイメージのするお花なので、ひまわりとの相性がいいです。
また、ひまわりのイエロー・オレンジ系に対して、デンファレはパープル系のお花なので、色合いとしても併せやすいお花です。
小花系で、ソリダコ。
葉物も南国の印象があるアレカヤシです。
今回は、これら5種類のお花を使います。
花器を選ぶ
今回は、枝物がなく細長い印象のお花が多いです。
選んだのはこちらの花器。
筒状の横長の水盤。
この置き方の場合、向かって左側半分が挿し口になっています。
中に細い剣山を入れています。
上から見るとやや弧を描いた曲線をしています。
お花を入れる
先ず、グラジオラスを入れます。
2本を前後させ、共に45度位の角度に倒します。
逆方向にデンファレを入れます。
デンファレも2本を前後させて挿します。
デンファレの方には茎の柔らかさがあるので、少し曲線が出ます。
矯めたわけではなく、自然なお花の重さで下に流れるような線を出しました。
グラジオラスとデンファレのちょうど分かれ目のところに、短くカットしたひまわりを2本、こちらも前後させて挿します。
一番低い位置にひまわりを置きます。
その後にアレカヤシを入れます。
まずグラジオラスの下に挿し込み、お花の輪郭を際立たせます。
カットした時に出た短い部分は、お花の間に入れて動きを出します。
ソリダコは、枝分かれしているところでカットし、お花の間に散らします。
こちらも動きを出す役割があります。
完成です。
まとめ
今回は、ひまわりを低い位置に活けた生け花を紹介しました。
細かな部分は立体感などは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
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