今回は、背の高い花器を使った秋の生け花を紹介します。
お花を活けている動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
上部のリンクより、是非動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
ユーカリです。
茎が柔らかいので、好きな形に矯めて使うことが出来ます。
メインのお花は、バラです。
フォルセットという品種。
中央の芯のところがグリーン系で平たく開くタイプのオシャレなバラです。
ケイトウです。
ベルベットのような、少し厚みのある布のような、独特の質感のお花です。
今回は、1輪が比較的大きなお花。
アクセントにアンスリウム。
こちらは、ツヤツヤとした金属系の質感。
今回は、これら4種類のお花を使います。
花器を選ぶ
今回は枝物がユーカリなので、曲線を使って活けようと思います。
選んだのはこちらの花器。
イエローの背の高いガラスの花器です。
花器の形が真っすぐではなく、上部で少し曲がっているので、曲線のラインが出しやすい花器です。
高さは約60㎝あるので、下向きにお花や枝を入れて、流れのある作品が似合う花器です。
お花を入れる
先ず、ユーカリを入れます。
写真では分かりづらいですが、1本のユーカリを3つに切り分けて使っています。
長めのメインの1本、その後方にも立体感を出すために1本、そして上部に短めの1本という具合です。
その次にケイトウを入れます。
今回はボリューム感のある大きめのケイトウなので、短めにカットし花器の口元付近に入れて重心を下げます。
それからバラを入れます。
バラは、5本あります。
バラが一番高い位置にくるように真っすぐ上向きに1本、次に左に向けて1本。
そのあとに後方や低い位置に、長さや向きにメリハリを付けながら入れます。
最後にアンスリウムを2本入れます。
今回はアンスリウムをやや後方にいれ、全体のアクセントにします。
完成です。
まとめ
今回は、背の高いガラス花器を使った秋の生け花を紹介しました。
ユーカリのそれぞれの枝の挿し方や、バラの向きや長さを変化させたそれぞれの入れ方などは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
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