お正月の生け花を紹介します。

 

松や千両を使った生け花は難しそうに見えますが、

枝とお花とグリーンが適度にあるので、案外バランスを取りやすく見てるより簡単に活けることができます。

 

上部には動画もございます。

 

細かなところ、立体感などは動画で見て頂くとより分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

お花の紹介

大王松

大王松です。

 

お正月にはいろいろな種類の松がお店に並びます。

 

大王松は、華やかさがあり、バラやユリ、シンビジウムなど洋風なお花と一番合わせやすいのではないかと思います。

 

 

 

 

シンビジウム

シンビジウムです。

 

華やかな蘭の一種で、日持ちも良いです。

 

1本の茎にお花がいろいろな向きに咲いているので、活ける時はお花の向きに気を付けます。

 

 

 

 

LAリリー

LA リリーです。

 

お花を飾る場所にもよりますが、玄関のようにエアコンの効かない場所に置くと冬場の寒い時期は開花まで数日かかります。

 

このお花も玄関に飾るので、お正月にギリギリ咲くかな、という開花具合になるのではないかと思います。

 

 

 

 

葉ボタン

葉ボタンです。

 

お正月の飾りには欠かせない葉ボタン。

 

門松に使ったり地植えにしてあるものの中には大ぶりな葉ボタンもありますが、

切り花で出回るのは、このように小ぶりのサイズです。

 

 

 

 

千両

千両です。

 

赤い実がアクセントの千両。

 

一気にお正月らしさが出るお花です。

 

今回は、これら種類のお花を使いお正月のお花を生けます。

今回の花材

 

 

 

 

花器を選ぶ

半球形の花器

今回は、こちらの半球形の花器に活けます。

 

中に剣山を入れて使います。

 

大王松を真っすぐに立て、縦長の長方形のシルエットの作品に仕上げようと思います。

 

 

 

 

お花を入れる

大王松を入れる

先ず、大王松を入れます。

 

大王松は、前面にお花を入れるのでやや後傾させ、正面から見るとほぼ真っすぐに立てて入れます。

 

活けて時間が経過すると、松葉がもう少し広がってくるかと思います。

 

 

 

 

シンビジウムを入れる

次にシンビジウムを入れます。

 

シンビジウムはお花があちらこちらを向いているので、向きに気を付けて入れます。

 

シンビジウムのお花にはある程度の重みがあるので、あまり傾斜させずに立てて入れると時間が経過しても型崩れしにくいです。

 

 

 

 

葉ボタンを入れる

そのあと、葉ボタンを入れます。

 

葉ボタンは体積が大きく重量感のあるお花なので、短めにカットし、低い位置に入れるとバランスよく仕上がります。

 

 

 

 

LAリリーを入れる

それから中央にLAリリーを入れます。

 

まだ開花していないので、サイズ感が分かりづらいかもしれません。

 

ユリは開花すると子供の手のひらほどの大きさに広がります。

 

そのスペース分を見込んで入れます。

 

一番下のお花の花びらが、開花した時に下記の口もとにかかる程度に短めにカットします。

 

 

 

 

千両を入れる

最後に千両を入れます。

 

千両は、枝分かれしているところでいくつかにカットしてから入れます。

 

大王松が扇状に広がるので、上部にボリュームが出ます。

 

上部のボリュームに負けないように、また足元がスカスカした感じにならないように、下の方をしっかり纏めます。

 

完成です。

 

 

 

 

まとめ

大王松のお正月花

今回は、玄関やリビングにおすすめのお正月のお生け花を紹介しました。

 

大王松は、枝物っぽくなく洋風のお花にも似合うので、普段お花を生けばれていない方にもおすすめです。

 

今回は剣山を使って水盤にお正月のお花を活けました。

 

この作品を活けるポイントは、

大王松にボリュームがあるので、お花は低い位置に入れ重心を下げる事

 

作品の上の方は大王松の葉っぱだけにしてお花と対比させる事、です。

 

上部には動画もございます。

 

細かなところ、立体感などは動画で見て頂くとより分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

今年はお正月の生け花をこちらも含めて合計3つと、お正月用のアレンジメントも作りました。

 

そのほかのお正月の作品はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

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