スーパーで買ったお花でお正月花を活けてみました。

 

クリスマスが過ぎると、スーパーは一斉にお正月の準備が始まりますね。

 

スーパーの中のお花コーナーもいつもより充実しているところが多いです。

 

今回は、ガーベラやスイトピーなど、手に入りやすいお花を使っています。

 

金額も併せて載せておきますので、目安にしてください。

 

上部には動画もございます。

 

細かなところは動画でご確認いただくと分かりやすいかと思います。

 

動画も併せてご覧ください。

 

 

 

 

お花の紹介

大王松

松は大王松を使います。

 

一番洋風なお花に合わせやすいのではないかと思います。

 

サイズにもよりますが、小さめの大王松は、他の種類の松より価格もお手軽。

 

大王松は327円でした。

 

 

 

 

千両

お正月の生け花には欠かせないのが千両です。

 

この赤い実が入る事で、ぐっとお正月らしさが増します。

 

千両は1本547円

 

割といい値段です。

 

今回の花材の中で一番高いのが千両です。

 

でも千両を外すとお正月のお花っぽさが出ないので、入れておきましょう。

 

最低限、松と千両があれば、お正月のお花っぽさが出てきますので、後はお財布と相談しながらお好みのお花で。

 

 

 

 

ガーベラ

人気のお花、ガーベラ

 

一番手に入りやすいお花です。

 

色も豊富にあるので、お好みも色を選んでください。

 

2本で217円でした。

 

 

 

 

スイトピー

スイトピー

 

スイトピーは本来は春のお花ですが、切り花の世界では旬です。

 

お値段もお手頃なので、おすすめです。

 

3本で327円でした。

 

 

 

 

ソネットカーネーション

ソネットカーネーション

 

このお花のように、枝分かれしているお花の咲き方を、『スプレー咲き』といいます。

 

切り分けて使えるので、ボリュームを出したいときに重宝します。

 

こちらは、ナデシコのように平面に咲くカーネーションです。

 

一般的なカーネーションも同様に使いやすいです。

 

2本で217円です。

 

今回は、これら5種類のお花を使います。

 

全部で価格は1635円です。

今回の花材

 

他にも

フリージアアイリスチューリップオンシジウムなどがおすすめ花材です。

 

お花同士の色の組み合わせですが、

お好みにもよりますが、普段より少しカラフルな色の組み合わせにした方が、お正月の華やかな感じが出ます。

 

 

 

花瓶について

花瓶

今回は100均で買ったピッチャーを 花瓶として使います。

 

おうちに空き瓶や使わないグラスがあれば、それらでも代用できます。

 

もし、何もなければ100均で探すのもいいと思います。

 

花瓶にこだわらず、キッチン用品やバス用品のコーナーにも代用できるアイテムがいろいろあります。

 

ホントは黒っぽい入れ物があればもっとお正月っぽくなりますが、

今回は手に入りやすいものということで、透明です。

 

 

 

お花を入れる

花器

このままではお花がくるくると回ってしまいうまく活けられません。

 

 

ワイヤー

そこで、100均で買ってきたワイヤーを使って花瓶の中に仕掛けを作ります。

 

 

 

ワイヤー

ワイヤーを適度な長さでカット。

 

 

ワイヤー

それをくるくると丸めボール状にします。

 

そのワイヤーのボールを花瓶の細くなっているところにセットします。

 

入れるお花の分量や茎の太さで、ワイヤーで作るボールの目の粗さは調整してください。

 

この仕掛けで花瓶の内側を区切ることにより、お花がくるくる回ったり、倒れるのを防ぐことが出来ます。

 

 

 

 

大王松

仕掛けが出来たら、まず大王松を入れます。

 

大王松は葉っぱが広がってくるので、垂直に近い角度に入れると時間が経ってもきれいです。

 

 

 

 

千両を入れる

次に千両を入れます。

 

千両は、枝分かれしいるところでカットして使います。

 

ある程度までなら短くても構わないので、本数が多くなるように切り分けます。

 

45度からそれよりも下の角度(床に近い角度)に入れます。

 

花器の口元が隠れるように広げて入れます。

 

足元を広げると、安定感のあるバランスのいいお花に仕上がります。

 

写真では分かりづらいですが、後方にも千両を少し足します。

 

そうすることで立体感が出ます。

 

この辺りは動画で見て頂くと分かりやすいです。

 

 

 

 

ガーベラを入れる

続いてガーベラを入れます。

 

ワイヤーの花留めがあると、くるくると回りやすいガーベラも安定します。

 

2本のガーベラは、お互いに内側を向くように入れるときれいです。

 

(この辺りも動画の方が分かりやすいかもしれません。)

 

 

 

 

ガーベラを入れる

スイトピーを入れます。

 

スイトピーは、縦にお花が並んで咲きます。

 

下の方のお花が押しつぶされた感じにならないように、周囲の空間に気を付けてください。

 

スイトピーは花びらが薄く軽やかなイメージのお花なので、長いまま使っても重たくなりません。

 

 

 

 

ソネットカーネーションを入れる

最後に入れるのは、ソネットカーネーションです。

 

ソネットカーネーションは、短くカットし、今は入っているお花よりも下に入れます。

 

お花とお花の足元を埋めるように入れ、安定感を出します。

 

完成です。

 

 

 

 

まとめ

お正月花

正面から見たところです。

 

このお花を活ける時のポイントは、

 

花器の口元よりも下にくるお花(葉っぱ)を入れる事

 

そうすると、重心が下がり安定感が良くなります。

 

後方にも短いお花や葉を入れる事

 

後の方に短いお花がある事で奥行きが出て、立体感のあるお花に仕上がります。

 

今回はスーパーで買ったお花で1000円台のお正月花を活けました。

 

透明の花器に活けると軽やかでどこにでも飾りやすいです。

 

もし濃い色の花器があれば、それを使うとお正月感がアップしますね。

 

今年のお正月には、ぜひお正月花にチャレンジしてみてください。

 

 

今年のそのほかのお正月の作品はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

 

 

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