カラーがメインの生け花

先日まで少し肌寒い日もありましたが、急に暖かくなり大急ぎで半袖の服を出しました。

 

それなのに今日はまたまたとっても寒いです!

 

今週の定期配達のお花は、ゴールデンウィークの始まりらしく初夏のイメージの爽やかなお花が届きました。

 

お花の紹介

瓜肌楓

瓜肌楓(ウリハダカエデ)です。

 

私は初めて目にした枝物です。

 

白っぽく見えるのが葉っぱの新芽を覆っている部分で、葉っぱ自体は明るい黄緑色をしています。

 

落葉樹ですので、紅葉する時期にはとてもきれいな赤色になるそうです。

 

枝分かれも少なく、葉っぱもまだ小さいので、枝の持つ綺麗なやわらかい曲線を見てとることが出来ます。

 

瓜肌楓は2本です。

 

カラー

メインのお花に白のカラーが2本。

 

カラーは大好きなお花です。

 

大好きなお花だからこそ、カラーを活ける時には、「どのようにその魅力を表現しようか?」と、いつもとても考えます。

 

ソネットカーネーション

サブのお花は、ソネットカーネーションです。

 

一般的なスプレーカーネーション(枝分かれしているカーネーション)はこんな感じです。

スプレーカーネーション

こんもりと半円形でフリル状のお花です。

 

それに対し、ソネットカーネーションは、花びらの枚数が少なく平面的です。

 

カーネーションとナデシコとの交配種ということですので、ナデシコの可憐な印象を持っているカーネーションです。

 

こちらも2本です。

 

アルストロメリア

更にサブのお花にアルストロメリアが1本。

 

今回のアルストロメリアは、ものすごく花付きがいいです。

 

通常、茎の上部で枝分かれし、放射状に枝が広がりその先にお花が付いています。

アルストロメリア

お花の量もこのくらいが一般的です。

 

ところが今回のアルストロメリアは、枝分かれしている部分が確認できないほどぎっしりとお花が付いています。

 

こんなに花付きのいいアルストロメリアは、初めて見ました。

 

サンダーソニア

アクセントとなるお花は、サンダーソニアです。

 

細く繊細な茎に、優しいオレンジ色のベル状のお花がたくさんついたサンダーソニアは、お花屋さんでも人気のあるお花です。

 

メインに使うというより、アレンジメントのアクセントに1本入れるのが多いお花です。

 

また、一輪挿しにさすだけで様になりますので、ご自宅用にもとても人気のあるお花です。

 

桔梗蘭

葉物は、桔梗蘭です。

 

細身のすっきりとした葉物で、お花をキリっとした印象に仕上げてくれそうな葉物です。

 

 

花器を選ぶ

大好きなカラーが入っているので、カラーの美しさを思い切り前面に出すには度の花器が良いか?

 

とても迷いましたが、選んだのはこちら。

 

半球型の花器

とても使用頻度の高い花器です。

 

半球上で、中に剣山を入れて使う花器です。

 

この花器を使い、足元をすっきりとさせながら、カラー中心の生け花に仕上げようと思います。

 

 

お花を活ける

カラーを活ける

今回はまず初めに、カラーを入れます。

 

元々、1本の茎は軽くカーブを描いていたので、それにもう少し手を加え大きな曲線を作ります。

 

足元は広がらない様に、細くまとめます。

 

瓜肌楓を活ける

次に枝物の瓜肌楓を活けます。

 

こちらも足元を広げてしまわない様に、すっきりとまとめます。

 

桔梗蘭を活ける

それから、桔梗蘭をカラーの前後にいれ、奥行や立体感を出します。

 

サンダーソニアを活ける

最後に、サンダーソニアを左斜め前方に入れて完成です。

 

今回は、お花が1か所から噴水の様に立ち上がっているイメージで活けましたので、

アルストロメリアのお花のぎっしり詰まっている感じは少し重いのでここには入れませんでした。

 

更に、ソネットカーネーションも、少し濃いめのピンクですので、こちらには入れませんでした。

 

色が全く合わないという訳ではありませんが、初夏らしい爽やかさは減少してしまう様に思います。

 

多くの色を使わないことで、肌楓の葉の黄緑と、カラーの茎の黄緑が、目に飛び込んでくる初夏の生け花になりました。

 

サイドから見たところ

サイドからみたところです。

 

カラーや桔梗蘭を後方に流すことで、作品に奥行が出ています。

 

今回は、ピンク系のお花は使用せずに、明るい黄緑と綺麗なオレンジでまとめた事で、初夏らしい爽やかな生け花になりました。

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