今回の生け花は、初夏から夏の定番、太藺(フトイ)をメインに使った生け花です。

 

上部には動画もございます。

 

立体感や細かな部分は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

 

 

お花の紹介

太藺

メインの花材は、太藺(フトイ)です。

 

太藺(フトイ)は、ストローのように中空になっているので、簡単に折り曲げて形を作ることが出来ます。

 

 

 

 

ケイトウ 

鶏頭(ケイトウ)です。

 

フワフワ、もこもことした質感の面白い花材です。

 

発色もとてもキレイです。

 

 

 

ピンポンマム

ピンポンマムです。

 

2個ずつ3色入っています。

 

 

今回は、これら3つの花材を使用します。

今回の花材

 

 

 

花器を選ぶ

今回は花材が3つだけです。

 

枝分れした花材でもないので、ボリュームも少なめです。

 

少し背の低めの作品にしようと思います。

 

選んだのはこちらの花器。

 

黒の半球形の花器

黒の半球形の花器

 

中に剣山を入れて使います。

 

 

 

お花を入れる

太藺を入れる

先ず、太藺(フトイ)を入れます。

 

この辺りは動画で見ていただく方が分かりやすいかと思います。

 

1本を2か所で折り、三角形を作ります。

 

重なったところはホッチキスで留め固定します。

 

大きさや角度を変えた三角形を作り、入れる向きを変えながら挿します。

 

パッと見た時はとても複雑な形に見えますが、たくさんの三角形がいろいろな向きで重なり合っている状態です。

 

全体のシルエットは、左が低く右が高い傾斜になっている形に仕上げたいので、そのイメージを持ちつつ挿していきます。

 

 

 

 

ケイトウを入れる

次に鶏頭(ケイトウ)を入れます。

 

鶏頭は5本とも、とても短く切ります。

 

花器の口元の少し上にのるようなイメージ、一つの大きな塊を作るイメージです。

 

全て短くして使うのですが、全部を全く同じ長さにしてしまうと平坦で面白くありません。

 

僅かに高低差を作り、メリハリをつけます。

 

 

 

 

ピンポンマムを入れる

その次にピンポンマムを入れます。

 

ピンポンマムも短くして使います。

 

まずは鶏頭の纏まりの下に同系色のオレンジ系のマムを、

やや後方に濃い目のマムを入れます。

 

濃い目のマムは、この角度からはほとんど見えないです。

 

動画ではサイドや後方の様子も見えますので、ご覧ください。

 

淡いピンク系のマムは、これらのまとまりの中では、やや長めにしています。

 

各色2本ずつなので、その同色の2本は近くに配置します。

 

遠くに分散させると、焦点がどこか分かりにくく、まとまりがなく見えるからです。

 

 

 

 

フトイを追加する

更に太藺を追加します。

 

最初より少し大きめの三角形を作ります。

 

入れる角度も様々に変化させ、太藺越しにお花のまとまりが見えるように鶏頭の集まりの上に重ねるように入れます。

 

完成です。

 

太藺の生け花

 

 

 

まとめ

今回は、太藺(フトイ)を使った生け花です。

 

こちらには動画もございます。

 

写真では分かりづらい奥行き、立体感や細かな部分は、是非動画も併せてご覧ください。(上部にリンクがございます。)

 

 

 

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