今回は、松を使わないお正月の生け花を紹介します。
少し大ぶりのお正月花なので、玄関におすすめです。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより、動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
苔梅です。
まだ硬くて分かりづらいですが、枝にはお花も付いています。
メインのお花は百合です。
5本あります。
サブのお花には、スプレーマム。
ピンポンマム。
シュガーピンクの色味が可愛らしいヒペリカム。
小ぶりの葉ボタン。
紅葉が美しい南天。
全体の色味に合わせて、葉物にはブラックリーフ。
今回はこれらのお花を使い、お正月花を活けます。
花器を選ぶ
苔梅のサイズ感に合わせて、選んだのはこちらの花器。
白のトーチ型の花器でです。
高さは約47㎝の背の高い花器です。
お花を入れる
先ず、苔梅を花器のの上に置きます。
養生テープで2か所ほど留め固定します。
苔梅を、役割により2つに分けます。
苔を見せたい太い枝の部分は、お水には浸けずにドライの花材として使います。
お花の付いている細い枝の部分はカットして別で使います。
これらの取り外した枝はお水に浸けて使います。
南天は短くカットして使います。
花器の口元をカバーするように、枝を水平に近い角度で花瓶に挿します。
そうすると南天の葉は、花器の口元より下に下がります。
苔梅と南天の葉の上のラインに沿わせるように百合を入れます。
花器の中央あたりの百合は前後にも重ねて、中央にボリュームを出します。
向かって右半分の百合の下から花器の間にスプレーマムを入れます。
スプレーマムは3本あるので、正面だけでなく真横方向や後方にも広げるように挿します。
百合の下中央あたりにヒペリカムを入れます。
ヒペリカムはぐっと短くして、奥の方に挿し込むように入れています。
お花が前後することで、立体感が出てきます。
左側に葉ボタンを入れます。
葉ボタンも長短を作って入れます。
長短を作る事で、ここにも立体感が出ます。
右に向けてピンポンマムを入れます。
ピンポンマムも先ほどから同様に、長短を作り、角度や向きを変えて動きのある仕上がりを作っていきます。
葉ボタンの間や後方にブラックリーフを入れます。
ブラックリーフは縦に2つに割き。それぞれを丸めてホッチキスで留めています。
この部分は動画で見ていただくと分かりやすいです。
先に切り離したお花の付いている梅の枝も間に挿し込みます。
右側には、細くまっすぐにブラックリーフを入れて完成です。
まとめ
今回は松を使わないちょっと大きめのお正月花を紹介しました。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
こちらのお正月花もおすすめ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩