お正月の生け花を紹介します。
剣山を使って水盤に活けるお花の生け方を、初めての方にも分かりやすく解説します。
高さのある生け花なので、玄関や床の間など大きく飾りたい場所にもおすすめです。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
上部のリンクより、動画も併せて是非ご覧ください。
お花の紹介
主になるのはストレリチアです。
鳥の頭のような、インパクトのあるお花です。
その外見から極楽鳥草とも呼ばれます。
華やかなお花なので、お正月花の定番の1つです。
メインのお花はバンダです。
価格は少し高めですが、蘭は日持ちが良いので、お正月花のように長く飾りたいときにはおすすめの花材です。
今回は、雌松を使います。
千両です。
千両も少し金額はしますが、一気にお正月の雰囲気を出せるので、お正月花には是非使いたい花材です。
ピンポンマム。
アルストロメリア。
葉物でハランも使います。
今回は、これら7種類のの花材を使います。
花器を選ぶ
今回は、ベーシックな黒の楕円の水盤を使用します。
左側に剣山を置いています。
お花を入れる
先ず、ストレリチアを入れます。
1本目の長い方のストレリチアは、花器の横幅の2倍強の長さにカットします。
やや後傾させて挿します。
2本目はお花の位置が重ならない程度の長さにカットして、こちらはやや前傾させて入れます。
次に雌松を入れます。
写真では立体感が分かりづらいですが、一番長い枝は右斜め後方に向活けて入れてあります。
手前には横に広がる枝を選び、後方にももう1本枝を挿しています。
中央よりやや左側に、少し前傾させたバンダを入れています。
ストレリチアに沿わせて、ハランを入れます。
中央の空間にピンポンマムを入れます。
雌松よりも短くカットして、お花が階段状に並ばないように凹凸を作ります。
後方にも短いお花があると、奥行き感が出ます。
ピンポンマムの足元に、短くカットしたアルストロメリアを入れます。
足元にお花を入れて、スカスカした感じを防ぎます。
先ず、全面から左方向に花器の口元をカバーするように千両を広げます。
低い位置にお花が入ると重心が下がり安定感が出ます。
同時に剣山が見えないようにもカバーします。
雌松の後方にも千両を入れます。
後方にもしっかり短いお花を入れて、より立体的に仕上げます。
完成です。
まとめ
今回は、水盤に活けるお正月花を紹介しました。
右側から見たところ
2本のストレリチアの間には、十分な空間があります。
左側から見たところ
前後にしっかりと幅があります。
今回は玄関や床の間にもおすすめな水盤に活けるお正月花を紹介しました。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
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