今週もフローリストいかるがさんのお花を使った生け花です。
秋らしいお花を使った生け花です。
上部には動画もございます。
立体感や詳細などは動画も分かりやすいかと思いますので、併せてご覧ください。
お花の紹介
先ず今回のメインのお花、コスモスです。
ダブルクリックという品種です。
こちらも秋らしいお花、りんどうです。
七色唐辛子です。
鉢花で持ってきてもらったものを、カットして使いました。
2㎝くらいの小さな唐辛子で、色もオレンジっぽいものから濃い赤までのグラデーションがあります。
千日紅 ファイヤーワークスです。
よく見かける千日紅はころんとした丸みがありますが、こちらの品種はその名前の通り花火のように広がって咲くタイプです。
葉物は、イタリアンルスカスです。
今回は、これら5種類のお花を使います。
花器を選ぶ
コスモスのスラっとした姿が見えるように縦に長く活けたいので、選んだのはこちらの花器。
黒の半球形の花器です。
中に剣山を入れて使います。
お花を入れる
先ずコスモスを1本挿します。
長めに1本、ほぼ垂直に立てます。
この1本を基準に次々とコスモスを入れていきます。
足元を広げず、1か所に集まるように挿します。
コスモスの葉は柔らかで細くモシャモシャしていて、コスモスの魅力の1つでもありますが、少し整理してから挿します。
このように重ねて入れていくと、葉っぱが重なり合い過ぎて、ごちゃごちゃして見えてしまうからです。
次にイタリアンルスカスを入れます。
イタリアンルスカスは、軽く矯め、水平に近い角度で挿します。
七色唐辛子は、イタリアンルスカスの反対側に挿します。
唐辛子は平面的にならないように、凹凸ができるように挿します。
続いてりんどうを挿します。
りんどうは3本ともコスモスの直線に添わせるように挿します。
そのあとコスモスを追加します。
りんどうを挿した後に、コスモスを重ねることで、複雑な感じがします。
コスモスの向こう側にりんどうが見えているように入れます
更に千日紅をプラスして、完成です。
千日紅はイタリアンルスカスとコスモスの間に散らすように入れています。
まとめ
今回は秋の人気のお花。コスモスの生け花です。
コスモスはいろいろの方向を向けて入れることで、風になびいているような、動きを感じられる作品になります。
後方の様子や前後の立体感の確認には、上部にある動画も併せてご確認ください。
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