ホームセンターで買ったお花でお正月花を活けました。
ホームセンターやスーパーでも、クリスマスを過ぎるとお正月用のお花がたくさん並びます。
松や千両と数種類のお花がでセットされているお正月もあります。
今回は単品で販売されているお正月用のお花を組み合わせて、1,000円台でお正月花を活けました。
それぞれのお花の価格も示しています。
お花の価格は、店舗により異なります。
価格は参考としてお考えください。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
枝若松です。
お正月のお花で使わる最も一般的な松です。
今回は2本セットで437円でした。
千両です。
価格は547円です。
ボリュームやお花のランクにより価格はもう少し高くなる場合もありますが、お正月のお花を活ける場合には是非選んでいただきたい必須アイテムです。
メインのお花はガーベラです。
今回は、2本で217円です。
ガーベラは常にお花屋さんでも人気のお花です。
今回は、伝統的なお正月のお花にするのではなく、飾りやすいお正月花にしようと思い人気の高いガーベラを選びました。
価格の面でも他のお花と比較すると、ガーベラは手に入りやすい価格帯です。
また、ガーベラは色が豊富です。
赤、濃淡様々なピンク系、イエロー系、オレンジ系等。
お正月のお花ご自身で選ぶときは、少し派手目な色合いを選ぶことをお勧めします。
私自身は普段お花を選ぶときは、同一系統のカラーでまとめるのが好きです。
ただ、お正月花を選ぶときは同一カラーでまとめすぎると地味になり、
お正月らしい華やかさやおめでたい印象が感じにくくなってしまいます。
ということで、今回は派手目なピンクを選びました。
ガーベラ以外でメインのお花を選ぶなら、チューリップやマム、ピンポンマムもお勧めです。
予算があれば、もちろんバラもメインのお花としてピッタリで素敵です。
オンシジウムです。
327円です。
お正月花には、わずかでいいのでイエロー系のお花を入れておくと新春らしさがでます。
オンシジウム以外でイエロー系またはイエローの入ったのお花を選ぶなら、フリージアや水仙、スイトピーなどがあります。
スイトピーです。
5本入りで327円でした。
ガーベラ、オンシジウム、と明るい色のお花を選んだので、スイトピーはちょっとシックなパープルを選びました。
可愛らしいお色の組み合わせがお好きな場合は、スイトピーのピンク(淡いピンク)もいいかと思います。
今回は、これら5種類のお花を使います。
合計で1,855円でした。
今回は予算の都合選びませんでしたが、葉ボタンや金や銀に着色された柳、梅、などを使うと
よりお正月花らしさを出すことができます。
花器を選ぶ
今回の花器はこちら。
高さ約16cm、花瓶の上側(花瓶の口)で直径12cmです。
中には円形の剣山を入れています。
剣山は100均やホームセンターで購入できます。
お花を入れる
先ず、枝若松を入れます。
1本目はやや細めの枝を選び、後方に傾斜させて入れます。
2本目は、先ほどより太めの枝を選び前に傾けます。
次にガーベラを入れます。
1本目の長い方のガーベラは、枝若とは逆方向にやや傾斜させます。
2本目は手前に張り出すように入れます。
いずれのガーベラも、お花の面を上方向に向けるとイキイキとした伸びやかな印象がします。
右側の空間に千両を入れます。
広がった枝が押しつぶされないように空間を取って入れます。
入れにくい場合は、枝分かれしているところでカットして何本かに分けて入れても広げやすいです。
枝若松の間にオンシジウムを入れます。
オンシジウムも押されてしまわないように広げます。
上方向にはお花が十分に入っているので、45度から水平に近い角度の低い位置に放射状にスイトピーを入れていきます。
千両の入っていない左側を中心に、後方にも入れます。
途中で取り外した千両や枝若松などの枝を低い位置や後方に入れます。
後方に短いお花屋枝を入れると、奥行きが感じられます。
完成です。
まとめ
今回はホームセンターで買ったお花を使い、1,000円台でお正月花を活けてみました。
年末が近づくと、ホームセンターやスーパーでもお正月用のお花が多数販売されています。
あらかじめセット組みせて販売されているお正月花もあります。
また単品でお好みのお花を選べるようにもなっています。
『松と千両にお好きなお花をプラスする』というのが、一番ベーシックで活けやすいです。
お花を選ばれる際は、
ガーベラ、チューリップ、ピンポンマム、バラなどのメインのお花、
スイトピー、フリージア、スプレーカーネーション、スプレーマム等のサブのお花、
それぞれのグループからご予算や仕上がりのボリューム(サイズ)によっていくつかを選んでください。
お正月花のお花の色合わせに関して
お好みにもよりますが、やや派手目の色の組み合わせを選ぶと、お正月らしくなります。
逆にシック過ぎる色遣いにすると、華やかさやお正月らしさが感じられにくいこともあります。
お花を花瓶に入れる時のポイント
上方向だけでなく、花器の口元をしっかりカバーし、水平方向や斜め方向にも放射状にお花を入れる事、
後方に短いお花や枝を入れ、立体感をだす事、です。
右側から見たところ
一番背の高い枝若松は後傾していて、短い方のガーベラは前に張り出していて、前後に幅があります。
千両やスイトピーが水平に近い角度や低い角度にも多く入っています。
左から見たところ
枝若松の短い枝が短い枝が後方に入っています。
立体感や奥行きは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非上部のリンクより、動画も併せてご覧ください。
少し大ぶりのお正月花も活けました⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩