喪中はがきを受け取ったら

B!

お花屋さんで働いていた時、11月の最終週から12月の初旬にかけてよくお受けしたご質問があります。

 

「喪中はがきを受け取ったのでお花をお供えしたいのですが、どのようなお花がよいですか?」というご質問です。

 

最近ではご家族のみでご葬儀を済まされることもあり、喪中はがきを受け取って初めてお亡くなりになったことを知る場合もあります。

 

故人へのお悔みやご遺族へのお慰めのお花は、どのようなお花を選べばよいのでしょうか?

 

お花の形態

切り花の場合は、花束アレンジメントを贈ります。

 

花束とは、切り花をまとめてラッピングし、リボンをかけてあるものです。

 

花束は、受け取られた方がご自宅で花瓶に活け替えて飾ります。

 

お花を飾り慣れている方に贈る場合は、花束が向いています。

 

故人へのお供えという意味合いより、ご遺族の方へのお慰めのお花という意味合いでお花を贈られる場合にも、花束をおすすめする事が多いです。

 

アレンジメントとは、カゴなどの器に吸水スポンジをセットしてそこに切り花を活けてあるものをいいます。

 

花瓶に活け替える必要がなく、受け取ったらそのまま飾ることが出来ます。

 

お花を活けることに慣れていない方や、お忙しい方に贈る場合にはアレンジメントをおすすめします。

 

お花の色や種類

基本的には法事にお供えするお花と同じです。

 

お亡くなりになってすぐの場合には白いお花をお供えますが、満中陰以降でしたら色のお花を入れても構わないでしょう。

 

ここでいう色のお花とは、黄色、紫、ブルー、淡いピンクなどを指します。

 

お供えに使われる代表的なお花と言えば、のほか、

 

百合

 

胡蝶蘭シンビジウムといった蘭、

 

トルコキキョウなどが挙げられます。

 

バラはトゲがあるので避けるというのが一般的です。

 

しかし、バラに関しても色に関しても言える事ですが、最近では一般的なお供えのお花のルールとは異なりますが、「故人が好きだったお花をお供えする」という方もいらっしゃいます。

 

ただしその場合には、ご遺族の方も同じようなお考えである必要があります。

 

贈る方・贈られる方の双方が納得している場合には、お花の色や種類は限定されません。

 

ですから、一般的には『淡い色のお花を入れた、きれいな色合いのお花』を選ぶことをおすすめします。

 

まとめ

お花をお供えする時期は、年の瀬は避けるようにするためにも、

喪中のおはがきを受け取ったら、なるべく早めにご用意されることをおすすめします。

 

花束の場合もアレンジメントの場合も、金額は5000円~10000円くらいが目安です。

お供えのお花に関して詳しくはこちら⇩⇩⇩
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