生まれたばかりの赤ちゃんの可愛らしさというのは、言葉では説明のつかない特有の可愛らしさです。
お友達やご兄弟に赤ちゃんが生まれたら、早く見に行きたいですよね!
出産祝いは何がいいかな?と考えた時、まず思い浮かぶのは赤ちゃんへの贈り物ですね。
人気がある贈り物には、着せるのがとっても楽しみになるお洋服だったり、ちょっぴり上質の肌着だったり。
でもお花のプレゼントもとても喜ばれる贈り物です。
他の多くの贈り物は赤ちゃんへのプレゼントですが、お花のプレゼントは生まれてきた赤ちゃんはもちろん、頑張ったお母さんへのプレゼントにもなるのです。
赤ちゃんとお母さん、その二人へのお祝いの気持ちを込めて贈る祝福のお花はどのようなお花がよいのか見ていきましょう。
忙しいお母さんの手を止めないために
赤ちゃんが生まれると何かと用事が増えるものです。
授乳やおむつ替えといった赤ちゃんのお世話はもちろん、タオルや赤ちゃんの肌着の交換で洗濯物も予想以上に増えます。
初めての赤ちゃんの場合、1つ1つのことに慣れないので、とても時間を費やします。
2人目以降の赤ちゃんだったとしても、その忙しさにはやっぱり変わりはありません。
そんなお母さんの手を止めない様に、お花を贈るに際は、アレンジメントがおすすめです。
アレンジメントとは、カゴなどの器に給水スポンジをセットして、そこに切り花を活けたものです。
プレゼントしたらすぐにそのまま飾れます。
その後のお世話は、器のお水が減ってきたら足すだけです。
花束の場合は、花瓶を探してきてご自身でお花を活け直す必要があります。
自分でお花を活け慣れている方であっても、出産祝いにはアレンジメントの方が喜ばれるでしょう。
おすすめのお花は?
まず色味は、赤ちゃんとお母さんという二人へのプレゼントになりますので、優しいパステルカラーが向いています。
やわらかいピンクやオレンジなど、ふんわりした色がふさわしいです。
ガーベラやスプレーバラ(1本の茎から枝分かれして数個のお花咲いているスプレー咲きのミニバラ)には、この様な優しくやわらかな色味が豊富です。
一般的に出産祝いを選ぶとき時、生まれてきた赤ちゃんが女の子ならピンク系、男の子ならブルー系、という色のイメージがありますね。
でもお花の場合は少し違います。
青い色のお花というのは、ピンクやオレンジなどの色のお花に比べると非常に少ないのです。
私がお花屋さんで働いていた時にも、青い色のお花がお店にない日は頻繁にありました。
ならどうすればよいのでしょうか?
私がお勧めしていたのは、優しいオレンジや淡い黄色など、明るく元気な色味です。
それらの色を合わせたアレンジメントは男の子にもとっても向いています。
お花に関しては、男の子だからブルー系、と決めずにお花を選ぶことをおすすめします。
相場は?
一般に、お友達からの出産祝いの相場は、5000円~10000円、と言われています。
出産祝いのアレンジメントの場合、私の経験では3000円~5000円くらいのご予算でご注文されるお客様が多いように思われます。
3000円~5000円くらいのアレンジメントは、置く場所も選ばず飾りやすい大きさに仕上がります。
お渡しするタイミングは
お花をお渡しするタイミングは入院している間でしょうか?
それとも、退院後の方がよいのでしょうか?
これは、私自身の出産時の経験からですが、退院の時は思いの外、荷物がたくさんありました。
バスタオルが数枚に、お母さんの着替えやパジャマ。
更には、病院からもカタログやサンプルを色々頂いて、大荷物で帰宅した記憶があります。
まだ慣れていない赤ちゃんを抱っこして、大きな荷物を持って、という事を考えると、退院後お家に帰って落ち着いてからお花を届けた方がいいかな、と思います。
ただ、病院にお花があると和む、というのも事実です。
病院にお届けする場合なら、持ち帰り用のバッグを忘れずに一緒にお渡しするようにしましょう。
入院期間は長くないことが多いので、退院予定の日を確認することもお忘れなく!
まとめ
出産祝いは生まれてきた赤ちゃんはもちろん、頑張ったお母さんへの祝福の気持ちを表現したいですね。
明るく優しい色のお花の贈り物は、あなたの祝福の気持ちを必ず届けてくれます。