チューリップとスイトピー 春の生け花

まだまだ寒いですが、お花の世界ではすっかり春です。

 

今日は春を代表する2つのお花をメインに活けていきます。

 

 

お花の紹介

はんの木

枝物ははんの木です。

 

緑色(こげ茶にも見えますが)の楕円上の塊がお花です。

 

 

実

昨年の果実も、この様に1.5㎝くらいの松ぼっくり状になって残っています。

 

 

 

 

チューリップ

メインのお花はチューリップです。

 

誰もが知るお花であり、春を代表するお花の1つでもあります。

 

実際のお庭や花壇で咲くのはまだまだ先の時期ですが、

切り花では11月頃から出回っています。

 

 

 

 

スイトピー

サブのお花にはスイトピーです。

 

透けるように薄い花びらが可憐な、香りも良いお花です。

 

 

 

 

ソリダコ

小花にはソリダコ

 

春といえばピンクのイメージがあるかもしれませんが、

この様な明るい黄色を挿し色で使う事で、ぐっと明るさが増し春らしい印象になります。

 

 

 

 

 

たにわたり

葉物には谷渡りりです。

 

下の写真ではサイズ感が伝わるでしょうか?

 

とても大きな葉物です。

 

 

今回の花材

今回はこれらの花材を使い活けていきたいと思います。

 

 

 

 

花器を選ぶ

今回ははんの木を組み、お花はシンプルに活けたいと思います。

 

選んだのはこちらの花器。

 

黒の半球形の花器

黒の半球形の花器です。

 

中に剣山を入れて使用します。

 

花器の直径は、18cmほどですので、大きな花器ではありません。

 

ただ、縦方向にも横方向にも大きくお花を活けてもバランスよく仕上がる、

とても使い勝手の良い花器です。

 

今回はこちら花器にお花を活けていきます。

 

 

 

お花を入れる

立体感が分かりやすいように、今回は少し斜めからのアングルの写真で説明します。

 

ハンノキを入れる

まず、はんの木を入れます。

 

メインの1本は斜め方向に入れます。

 

次の1本は、先に入れた枝と組ませるように入れます。

 

 

枝を整理する

斜めのラインが決まると、その斜めのラインから大幅に飛び出している枝をカットします。

 

この時、切り口を向こう側に向けると、枝の切り口が目立ちにくいです。

 

 

 

 

谷渡りを入れる

次にたにわたりを入れます。

 

たにわたりは中央の少し硬い部分をほぐし、柔らかくなれば折りたたむように形を作りホッチキスで留めます。

 

花器の口元の高さに合わせて長さを決めカットします。

 

 

 

 

チューリップを入れる

次にチューリップを入れます。

 

チューリップ2本は高さに変化を付けて入れます。

 

チューリップは葉にも個性がありますので、葉も出来るだけ使います。

 

葉が茎に沿っている時は、葉の外側にはさみの背などを当てて軽く滑らせると、

外向きに形づけることが出来ます。

 

ただし、余り力を入れ過ぎたり、何度も繰り返し滑らせていると、

葉の弾力がなくなりだらっとしてしまいますので、やり過ぎには注意です。

 

 

 

 

チューリップを入れる

それからスイトピーを入れます。

 

チューリップの葉の間で蝶が舞う様なイメージで、軽やかに入れます。

 

 

 

 

ソリダコを入れる

最後にソリダコを入れて完成です。

 

こちらは、正面から見た写真です。

 

チューリップの向きは少し手直しをしました。

 

ソリダコはアクセントとしての役割なので、目立たせずにたにわたりの後方からチラッと見える程度に入れます。

 

 

 

まとめ

チューリップとスイトピーの生け花

今回は、春のお花の代表であるチューリップとスイトピーを使った生け花です。

 

この作品を活けるポイントは、

はんの木で作った斜めのラインを壊さないように、斜めを意識してお花を入れていく事です。

 

ただし一直線の階段状にお花を並べるととても不自然な感じになりますので、間に小花や葉っぱを入れて凹凸を作ります。

 

けれども右が高く左が低い斜めのラインは常に意識します。

 

単にお花が斜めに並んでいる、という風にならないように

今回は特に後方にも短いお花をたくさん入れて、奥行き感を出すと、軽やかな仕上がりになります。

 

 


卒園・卒業シーズンのお花選びのご参考に⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

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