今回は枝物は使わず、お花だけの生け花を紹介します。

 

 

 

お花の紹介

LAリリー

LAリリーです。

 

 

 

シャクヤク

シャクヤクです。

 

蕾の時のシャクヤクは、お花の大きさはピンポン玉サイズです。

 

開花すると、子どもの掌くらいの大きさに大きく広がって咲きます。

 

花びらの形や咲き方は品種により異なるのですが、どのタイプも豪華で華やかな印象のするお花です。

 

 

 

 

オンシジウム

オンシジウムです。

 

鮮やかなイエローがまぶしい、小ぶりの蘭です。

 

 

 

 

千日紅

千日紅です。

 

カサカサっとした、ドライな質感が面白いお花です。

 

 

 

 

スプレーマム

スプレーマムです。

 

 

今回はこれら5種類のお花を使って作品を作ります。

今回の花材

 

 

 

 

花器を選ぶ

今回のお花、シャクヤクもLAリリーも、大きく広がって咲くお花です。

 

高さを出すと開花した時のバランスをとるのが難しいので、今回は横長の形に仕上げようと思います。

 

選んだのはこちらの花器。

紫のガラス花器

紫のガラス花器です。

 

今回のお花は、オンシジウムのイエロー、シャクヤクのピンク、LAリリーのオレンジ、とカラフルな色合わせです。

 

もちろん、白や黒の花器または透明のガラス花器といったベーシックな色合いの花器も合いますが、

案外紫色は、どんなお花の色とでも合わせやすいので重宝します。

 

今回は、紫のガラス花器にカラフルなお花たちを合わせます。

 

 

 

 

お花を活ける

オンシジウムを入れる

先ず、オンシジウムを入れます。

 

今回のオンシジウムは比較的長さがあり茎も細いので、花器に入れると自然に枝垂れます。

 

斜めの角度に入れると、自然に枝垂れて、お花の先端が花器の口元より下に下がります。

 

 

 

 

シャクヤク

次にシャクヤクを入れます。

 

先ずは1本。

 

今はまだ完全には開花していません。

 

開花した時にシャクヤクの花びらが花器の口元にかかるような長さに調整します。

 

 

 

 

 

シャクヤクを入れる

そのあと、LAリリーを入れます。

 

LAリリーも同じく、まだ完全には開花していません。

 

咲いたときにLAリリーの花びらが花器の口元に重なるような長さでカットします。

 

 

 

 

スプレーマムを入れる

その後、スプレーマムを入れます。

 

花器の上にアーチ状の山が出来るように、シャクヤクとLAリリーとの間をつなぐ場所にスプレーマムを入れます。

 

今回は、シャクヤクやLAリリーがメインなので、すyプレーマムは、それらのお花よりも少し奥まった位置に配置します。

 

 

 

 

シャクヤクと千日紅を入れる

花器の上のアーチ状の半球のトップにくる位置にもう1本のシャクヤクを入れます。

 

更に、千日紅をスプレーマムの間に配置して完成です。

 

 

 

 

まとめ

シャクヤク・オンシジウム・LAリリーの生け花

今回は枝物や葉物はつかわず、お花だけで作品を作りました。

 

この作品を活けるポイントは、

シャクヤク・LAリリー共に大きく咲くお花なので、開花した時をイメージして長さを決める事、

 

全体でアーチ状のアウトラインになるように仕上げる事、です。

 

この作品は壁の前に飾るので、後ろ向きにお花は入っていません。

 

しかし、全てのお花が完全に前向きに入っていると、とても平面的な仕上がりになってしまいます。

 

横向きや斜め後方など、真正面以外に向くお花も入れる事で、空間を生かした立体的な仕上がりになります。

 

写真では分かりづらい立体感は、上部に動画もございますので併せてご覧ください。

 

 

翌日、シャクヤクやLAリリーが開花しました。

シャクヤク・オンシジウム・LAリリーの生け花

 

 

 

 

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