今回は、秋らしい実物の花ナスを中心に、彩り豊かに仕上げた季節感あふれる生け花を紹介します。
お花を生ける動画もあります。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
花ナスです。
秋のいけばなには必ず出てくる、季節感のある枝物です。
ちなみに、英語名は Pumpkin on a Stick というそうです。
ケイトウです。
漢字では鶏頭とかくように、鶏のとさかをイメージさせる姿です。
フェルト生地のような質感の面白いお花です。
今回は色のバリエーションもあります。
こちらも質感の面白いお花、てまり草です。
手毬草の字の通り、丸いフォルムが面白いです。
使い勝手の良い緑色のお花の1つです。
直線がきれいな葉物、ニューサイランです。
今回はこれら4種類のお花を使います。
花器を選ぶ
今回は、お花のボリューム自体はそれほど大きくはないのですが、花ナスにある程度の重量感があるので、大きくいけたいと思います。
選んだのはこちらの花器。
白のトーチ型の花器です。
花器の高さが約47㎝と、背の高い花器です。
ボリュームの出やすい実ものもいけやすい花器です。
お花を入れる
先ずは花ナスからスタートします。
花ナスは、お水には浸けずに使います。
花器の上に横にして、養生テープで固定します。
花ナスは2本使っていますが、向きを互いに逆に向けて置いています。
次にケイトウを入れます。
3つのケイトウを1つの塊になるように、若干の高低差を付けて中央に纏めます。
ケイトウの周囲にてまり草を入れます。
こちらも平坦にならないように、僅かに高低差を付けて挿します。
ニューサイランは縦方向に2つに割き、それぞれを丸めてホッチキスで留めて形を作ります。
中央付近のケイトウやテマリソウの塊に軽さや動きを出すように、それらのお花の間に入れます。
完成です。
まとめ
今回は、秋らしい実もの花ナスを軸に、同じく秋色のケイトウを合わせた彩り豊かな生け花を紹介しました。
ニューサイランの立体の作り方、ケイトウやてまり草の高さの微調整といった細かな部分は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花についての記事はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩