お友達がお店をオープンしたら、「頑張って!」と、応援したいですよね!
開店祝いには何を贈ろう?
と、迷った時に、真っ先に思い浮かぶのはお花なのではないでしょうか?
華やかな場に似合う、お祝いの場面にぴったりな、素敵なお花で、お祝いの気持ちを表現しましょう!
開店祝いに贈るお花
開店祝いのお花、といえばスタンド花、アレンジメント、胡蝶蘭、観葉植物、などが挙げられます。
ほとんどの場合は、これらのうちのいずれかを贈られます。
それぞれのお勧めポイントを見ていきましょう。
スタンド花の場合。
開店したお店の入り口付近に、背の高い台に飾られた大きなアレンジメントの様なお花を見た事はありませんか?
あれがお祝いのスタンド花です。
器に給水スポンジを入れて、切花を活け、専用の背の高い台にセットしてあります。
生のお花をふんだんに使ってありますので、ボリューム感もあり、とても華やかです。
1件のお店の場合などは、入口付近など、屋外に飾ることが多いです。
「オープンしましたよ!」という事を、周囲に知らせてあげることが出来るので、新しいお店をお祝いし、応援してあげる事も出来ますね。
スタンド花のご予算は1段15000~円、という場合が多いですが、それぞれのお花屋さんで確認して下さい。
使用するお花を詳しく指定するお客様は少なく、お花はおまかせというお客様がほとんどです。
スタンド花はある程度形が決まっています。
グラジオラスやデルフィニウムのように、縦に並んで咲くお花で大きさを決めます。
ユリのように、大きなお花がたくさんついているお花や、ひまわりやダリアのように、面の大きなお花をメインに持ってきます。
そして、もう少し小さなお花で空間を埋めていく、という具合です。
バラやユリの様に年間を通して流通しているお花もありますが、多くのお花は出回る季節が決まっています。
開店祝いのように、季節の決まっていないお祝い事の場合は、このお花がお勧め、というのはとても難しいです。
それぞれの季節のお花の中から、上に挙げたようなスタンド花に似合うお花をピックアップして活けるのが通常です。
お店の雰囲気やイメージカラーなどによってご希望の色合いがあれば、何色系というように色の指定をお花屋さんに伝えるといいでしょう。
でも、あまりシックにし過ぎちゃうと地味に見えてしまいます。
お祝い事なのでスタンド花の配色は通常の花束の配色よりもチョット派手目です!
アレンジメントの場合
お店のカウンターの上など、店内の台の上などに飾っていただく場合はアレンジメントがお勧めです。
アレンジメントとは、カゴなどの器に給水スポンジをセットして、切り花を活けてあるものを指します。
アレンジメントはコンパクトなサイズの物から作れますので、そこまで大袈裟ではないけれどお祝いがしたい、気を遣わずに受け取ってほしい、という場合にもお勧めです。
気軽に渡せる3000円くらいの物から、堂々とした20000円を超えるものまで、予算に合わせて注文することが出来ます。
お店の業種や店内の雰囲気をお花屋さんに伝えると、それぞれのお店に似合うアレンジメントで、お店の開店をお祝いできます。
胡蝶蘭の場合
高級感漂う華やかな胡蝶蘭は、開店のお祝いにぴったりです。
開店祝いとして贈る胡蝶蘭は鉢植えですので、切り花よりも長い期間美しい状態を保つ事が出来ます。
3本立てや5本立て(1鉢に3株または5株植えられていること)が一般的です。
価格は、3本立てなのか5本立て七日によっても変わりますし、1本に何輪お花が付いているかによっても大きく変わってきます。
胡蝶蘭を贈る時のご予算は15000円、20000円くらい~、で用意できるお花屋さんが多いです。
観葉植物の場合
開店したお店を華やかに祝う、というのがスタンド花やアレンジメント、胡蝶蘭なのに対して、
お店のインテリアとして長く飾ってもらう、という趣旨のお祝い開店のお祝いになるのが観葉植物です。
医院などの開業祝や事務所開きのお祝いとしても贈られることが多いです。
観葉植物とは、主に葉を楽しむ鉢植えの植物の事です。
どのような職種であっても、室内にグリーンがあるのはいいものです。
チョット珍しい観葉植物や、スタイリッシュでかっこいい観葉植物はとても喜ばれます。
観葉植物を贈る前に
ただし、観葉植物は贈る前に数点確認しておくことが必要です。
スペースが確保できるか?
まず第一に、観葉植物を置くスペースが十分に確保できるか?
植物なので、多かれ少なかれ必ず成長します。
成長の仕方は背が高くなるもの、横に広がるもの、様々です。
多少成長した時でも置けるだけのスペースが確保できるかを事前に確認しておきましょう。
植物を置く環境は適しているか?
お花屋さんで働いていた時に、「開店祝いで頂いた観葉植物が枯れそうなのだけど、どうしたらいい?」という相談をよく受けました。
お話を聞いてみると、お店が地下で全く日が当たらない、ホットヨガスタジオで温度の変化が激しい、きつい西日が当たるところにしか置き場所がない、という様な、置き場所が観葉植物にとって過酷な環境に為に枯れそうになっている、というケースがありました。
多くの観葉植物は、明るい室内、を好みます。
レースのカーテン越し程度の日差しがあって、直射日光の当たらない場所が最適です。
観葉植物を置くのに向く環境なのか?という事も予め確認しておくべき事です。
お祝いの札は必要?
開店のお祝いで置いてあるスタンド花や、アレンジメントには、朱色で祝の文字と、会社名や個人名が書いてある札がたっているのを見た事がありますか?
開店祝いのお花には必ず札を立てます。
その札には、贈り主、つまりあなたの名前を書きます。
お花屋さんで働いていた時によく、
「自分の名前をそんな大きく書くなんて、でしゃばっているみたいだから。」と、遠慮される方がいらっしゃいましたが、札は必ず立てます。
確かに「でしゃばってるみたいに思われないかな?」という気持ちは分かるのですが,誰から贈られたのか分からないお祝いが飾ってある方が不自然です。
でしゃばって名前を書いているのではなく、こんなに多くの人がこのお店を応援していますよ、という意味だと考えれば、抵抗なく思えるのではないでしょうか?
まとめ
お店のオープンの予定が分かれば、
確実にお届けするためにも、予約は早めにしておきましょう。
1週間前くらいまでに、というのが基本です。
観葉植物の場合は、ご希望の種類やサイズを探したり、植木鉢を変えたり鉢カバーを探したりなどの時間も必要ですので、もう少し余裕を見て予約することをおすすめします。
新しいことを頑張ろうとしている友人は、心から応援したいですよね。
華やかなお花で新しいお店の出発をお祝いしましょう。