今週は、異素材の組み合わせ、チーゼルと胡蝶蘭を使った生け花を紹介します。
とげとげとしたユニークな形のチーゼルと、優美な胡蝶蘭。
なかなか斬新な組み合わせですが、雰囲気の異なる花材の組み合わせをうまくまとめるコツは？
お花を生ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより、動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
チーゼルです。
トゲトゲ、チクチクしたお花部分。
長くしっかりとした茎
強いイメージのお花です。
対照的に優美な胡蝶蘭。
今回はこれら２種類のお花を使います。
お花の持つ雰囲気やイメージが全く異なるこの２種類のお花。
お花の長さや咲き方も異なるので、配置の仕方や器の選び方もポイントになります。
花器を選ぶ
直線的で力強いチーゼル、お花に長さもあります。
優美で繊細な胡蝶蘭、お花の特徴として茎がカーブさせてあります。
お花は、下向きに並んでいます。
この組み合わせに合うのはこちらの花器。
三日月形の深型水盤です。
中に剣山を入れて使います。
お花を入れる
先ずチーゼルをほぼ垂直に立てます。
上部は自然に放射状に広がりますが、足元はできるだけ重ねて細く見せます。
続いて胡蝶蘭を挿します。
胡蝶蘭は花器の特性を活かして、U字にカーブしているところから下に流れるように入れます。
胡蝶蘭と花器の隙間に、短くカットしたチーゼルを埋めます。
完成です。
まとめ
今回は異素材の組み合わせ、チーゼルと胡蝶蘭の生け花を紹介しました。
今回は２つだけ、特別な技術も必要ないです。
生け方のコツは、
チーゼルは高くまっすぐに、
胡蝶蘭は下の方に曲線で、というようにそれぞれの役割をしっかり割り振ることです。
中央のチーゼルは、前が低い階段状に並ばないように、凹凸を付けながら後方にも短いものを配置します。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
父の日におすすめのお花は？分かりやすく解説しています。⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩