今週のお花の定期便は、軽やかな印象の淡いパステルカラーのお花がメインです。
春らしく渡欧名鑑ある生け花に仕上げたいと思います。
お花の紹介
今回は枝物はありません。
主になるのは、縦にたくさんのお花が連なるタイプのお花です。
お花の形をタイプ別で分けると、ラインフラワーというお花です。
ラクスパーです。
花びらが柔らかな薄紙のようで、非常に繊細な印象のお花です。
葉っぱも柔らかいですが、モシャモシャとしたひげの様です。
メインのお花はガーベラです。
柔らかなパステルの黄色なので、他のお花と非常に合わせやすい色合いのガーベラです。
サブのお花はスプレーバラです。
今回は葉物もなしで、添えるお花としてスノーボールです。
手のひらサイズのコロンとまるい、非常に可愛らしい大好きなグリーンのお花です。
今回はインパクトの強い色のお花はなく、パステルカラーのお花がそろいました。
花器も透明感のあるものを選ぶと、うまく仕上がりそうです。
花器を選ぶ
今回は、軽やかに仕上げたいので、選んだのはこちら。
透明のガラス花器です。
春から夏にかけての爽やかさを演出したい時にぴったりの花器です。
お花を活ける
まず、ラクスパーを活けます。
通常、花器に投げ入れで活ける時は、花器の内側の口元近くに花留めを作ります。
この様に、花器の内側に枝の使わない部分などで一文字や十文字を作ります。
花器の内側でおはなが滑り落ちてしまうのを防ぎ、お花を思う位置に活けるためにする仕掛けです。
ここにひっかけたり、もたれかけさせたりしてお花を活けていきます。
今回は、透明のガラス花器なので、外側から花留めが丸見えになってしまうので、花留めは作っていません。
枝物と比べるとラクスパーは軽く、程よい位置で枝分かれもしているので、花留めなしでもすんなりと思った位置にお花が停まってくれました。
次にスプレーバラを活けます。
先程のラクスパーに絡めるように入れると、こちらも上手く停まりました。
その後、ガーベラを活けます。
ガーベラには葉っぱがないので、活ける時につるつると滑りやすいですが、
こちらも先ほどのラクスパーやスプレーバラに絡めるとピタッと停まりました。
最後に花器の口元にスノーボールを入れて完成です。
まとめ
今回は、パステルカラーのお花をガラスの花器に活け、透明感のある生け花に仕上げました。
ガラス花器は、これから夏にかけ活躍する花器ですので、これからのシーズン使う事が多くなりそうです。
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