秋の生け花 実のある枝物、ガマズミと木苺・てまり草・胡蝶蘭

B!

今週は、フローリストいかるがさんのお花を使った生け花です。

 

フローリストいかるがさんは、奈良県の田原本町にあるお花屋さんです。

 

店長さんのお花のチョイスがとても素敵なので、母の日や誰かのお誕生日やお祝いの時にいつもお花をお願いしているお花屋さんです。

 

この秋から、月に2回、生け花用のお花の配達を依頼しています。

 

上部には動画もございます。

 

立体感や奥行き感などは、動画でご確認いただくと分かりやすいかと思います。

 

動画も併せてご覧ください。

 

 

 

お花の紹介

メインの枝物は、ガマズミです。

 

艶やかな真っ赤な赤い実がとてもキレイな枝物です。

 

秋の生け花の楽しみの1つは、このような実の付いた枝物を活ける事です。

 

 

 

 

葉物は、木苺です。

 

 

 

 

 

合わせるお花は、てまり草です。

 

『てまり』という名の通り、ころんと丸いお花です。

 

 

 

 

胡蝶蘭 アマビリスです。

 

株で持って来てもらいました。

 

 

 

今回は、これら4種類のお花を使用します。

 

 

 

 

花器を選ぶ

実の付いた枝物は動きがあり面白いので、器はシンプルに。

 

選んだのはこちらの花器。

白の円柱形の花器です。

 

器にクセがないので、お花が引き立ちます。

 

 

 

 

お花を入れる

先ず、ガマズミを入れます。

 

左右に広がる枝を立てて入れます。

 

そのあと、前方向にも1本足し前後にも立体感を出します。

 

 

 

次に、木苺を入れます。

 

1本目は、後方に傾斜させ、2本目は流れ出すように前に傾けます。

 

 

 

 

それからてまり草を入れます。

 

てまり草は全部で7本あります。

 

わずかな高低差を付け、花器の上あたりに入れます。

 

花器の上あたりが木苺の葉やてまり草で密になるように。

 

 

 

 

最後に、重なった木苺とてまり草のグリーンの上に胡蝶蘭を重ねます。

 

 

完成です。

 

 

 

まとめ

今回は、秋の実のある枝物を使った生け花です。

 

実のある枝物は重心が上に上がりやすいので、中心に密になる部分を作っておくと安定感のある仕上がりになります。

 

前後にも立体感のある作品です。

 

立体感は動画で見ると分かりやすいかと思います。

 

上部にリンクがございますので、併せてごらんください。

 

 

 

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