秋の生け花 コスモスとりんどう

B!

私の住む地方にもいくつかのコスモスの名所があり、週末や休日には多くの人でにぎわっています。

 

今回は、そんな秋のお花の代表、コスモスを使った生け花です。

 

上部には動画もございます。

 

立体感や細かな箇所は、動画で見て頂くと分かりやすいかと思います。

 

動画も併せてご覧ください。

 

 

 

お花の紹介

コスモスです。

 

濃い目のピンク系と赤紫系、定番のコスモスをミックスで。

 

 

 

 

コスモスと同じく、秋を代表するお花、りんどう

 

 

 

 

セロシア

 

お花部分は少しカサカサとしていて、少しドライな質感のある面白いお花です。

 

 

 

 

アクセントにブルースター

 

数少ないブルー系のお花の1つです。

 

 

 

 

雰囲気づくりに欠かせないのが、パニカムです。

 

細かなお花ですが、秋らしい雰囲気づくりに力を発揮してくれます。

 

 

 

 

 

葉物は、ドラセナです。

 

 

今回はこれら6種類のお花を使います。

 

 

花器を選ぶ

濃い目のピンクから赤紫系のお花に合わせて、今回使うのはこちらの花器。

 

半透明の紫系のガラス花器です。

 

この花器を使い、横長の作品を活けようと思います。

 

 

 

お花を入れる

先ず、りんどうを入れます。

 

りんどうは2本使っています。

 

1本目はそのまま、水平に近い角度で挿します。

 

2本目は、途中で切り分けています。

 

1本目に添えるように挿す枝と、少し短く入れる枝の2本に分けます。

 

 

 

次にセロシアを挿します。

 

セロシアは先程のりんどうとは反対側に傾斜させます。

 

この時、左右対称にならないように、お花の長さや角度に気を付けます。

 

 

 

 

それからドラセナを入れます。

 

ドラセナの何枚かの葉は、くるりと丸めてホッチキスで留めます。

 

丸めることで、中央部分に立体感を出します。

 

 

 

 

そのあと、コスモスを入れます。

 

両サイドのりんどうとセロシアの間を扇形のアウトラインでつなぐようなイメージで挿します。

 

コスモスの動きのあるイメージを妨げないように、詰め込み過ぎずある程度の空間を設けて挿します。

 

 

 

写真では分かりづらいですが、中央付近にブルースターを挿しています。

 

アクセントなので、あまり目立たせ過ぎず低い位置に挿します。

 

 

 

 

 

パニカムを入れて完成です。

 

パニカムは全体を見ながら空間を埋めるようにふんわりと挿します。

 

 

 

 

まとめ

今回は、秋のお花の代表、コスモスを使った生け花です。

 

この作品を活けるポイントは、

左右対称にならないように気を付ける事、です。

 

両端に挿したりんどうとセロシアの長さや角度が同じにならないように挿します。

 

コスモスやパニカムで動きを付ければ、秋らしい雰囲気になります。

 

立体感や細かなところの確認には、上部にリンクのある動画も併せてご覧ください。

 

 

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