寒桜の生け花 

B!

今週に泣て急に冬の気配を感じる気温になってきました。

 

今週の生け花は、この季節にピッタリの花木を使った生け花です。

 

上部には動画もございます。

 

細かな部分や立体感などは、動画も分かりやすいかと思いますので、併せてご覧ください。

 

 

 

お花の紹介

寒桜です。

 

まだ蕾が多く咲いているのはわずかですが、白っぽいお花を咲かせます。

 

冬から春にかけては、このような花木がたくさん出てきます。

 

花木を活けるのは、冬から春にかけての生け花の楽しみの一つです。

 

 

 

 

メインのお花はミス菊です。

 

花火のように大きく広がって咲く、華やかな菊です。

 

 

 

 

サブのお花には、アスター

 

 

 

 

 

アクセントには、ワックスフラワーです。

 

名前の通り、蝋細工のようなカサカサとしたドライな質感のお花です。

 

ネイティブフラワーと呼ばれるお花の1つです。

 

ネイティブフラワーとは、主に南半球が原産のお花の総称です。

 

野性味あふれるような力強いお花が多いのが特徴です。

 

その中でもワックスフラワーは、小ぶりのお花で、かわいらしい印象もあります。

 

 

 

 

 

葉物にはグレビレアです。

 

 

今回は、これら5種類のお花を使います。

 

 

 

花器を選ぶ

今回は、寒桜とミス菊、ということで。

素直に和風な花器を使います。

 

 

 

お花を入れる

先ずは、寒桜から。

 

寒桜の自然な曲線を使い、1本目は45度位に傾斜させて入れます。

 

2本目もあまり立てずに入れます。

 

 

 

 

次にミス菊を入れます。

 

大きく広がって咲くミス菊の周辺には、十分な空間を残して挿します。

 

 

 

 

ミス菊の周辺にグレビレアを入れます。

 

周囲にグリーンが入ると、お花の輪郭がくっきりとします。

 

 

 

 

短くカットして、低い位置にワックスフラワーを入れます。

 

 

 

ワックスフラワーより少し長めにアスターを挿します。

 

アスターは、お花の面がそろわないように、多少長短を付けて入れると、動きが出て重くならないです。

 

 

 

 

残っている短い寒桜を、お花の間からのぞかせて、完成です。

 

 

 

 

まとめ

今回は、冬の花木を使った生け花です。

 

生け花では、冬から春にかけてたくさんの花木を使います。

 

お花が咲いてくると、また雰囲気も変わるのが、花木を活ける楽しみの1つです。

 

上部に動画のリンクがございます。

 

細かな個所や立体感などは、動画も分かりやすいかと思いますので、併せてご覧ください。

 

 

 

寒桜を使った生け花はこちらにも⇩⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

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