毎週取っている定期配達のお花は、玄関に活けているのですが、
12月のこの時期は、その場所にはクリスマスツリーを出しています。
IKEAで購入した、本物のもみの木を使ったクリスマスツリーです。(詳しくはこちら)
クリスマスツリーが出ている間は、どこか別の場所にお花を飾ることになります。
ちょうど、今週配達されてきたお花はあまり大きく飾るようなお花ではありませんでした。
テーブルのセンターに飾るようなお花を活けようと思います。
どちらの方向から見ても綺麗なお花。
テーブルの真ん中に置くお花には、それが求められます。
お花の紹介
まずは、メインのお花にはオリエンタルリリー。
咲くと、内側の淡いピンク色が見える、中輪の百合です。
次に、サブのお花はガーベラです。
黄色が3本。
赤が2本。
あしらいには、ソリダコ。
葉物には、定番のドラセナ ゴッドセフィアナです。
オリエンタルリリーには長さがありますが、全体的にコンパクトにまとめられるお花です。
ただ、問題が1つ。
好みの問題なのですが、私は赤いお花と黄色いお花を合わせるのが好きではありません。
どちらも主張が強すぎる。
カラフルになり過ぎてしっくりこない。
かと言って、どちらかの色を外すには花材が少なすぎる。
今回は、その点もふまえて活ける必要があります。
花器を選ぶ
今回はテーブルに飾るお花です。
いわゆる『花瓶』っぽいものは、余り持っていないので、いつもの生け花用の花器で小さく活けることも出来る花器を選んだ結果がこちら。
白の三日月型の花器です。
中に剣山を入れて使用するチョット深型の花器です。
普段はここから枝物などを伸ばし、大きく活けています。
今回は、花器の口元付近に咲いたオリエンタルリリーのお花がくるように長さを調整して、
テーブルに飾るお花を活けたいと思います。
お花を活ける
まずは、オリエンタルリリーを活けます。
今回のオリエンタルリリーは、1本につきお花は6輪付いていますので、
テーブルのどちらのサイドから見ても綺麗に見える角度を決めて、
余り傾斜を付けずに活けます。
まだお花が咲いていないつぼみの状態ですので、お花は花器の口元より少し上に見えますが、
咲くと口元に来る長さに合わせます。
赤いガーベラを入れ、赤を引き立たせるようにガーベラの周辺にゴッドセフィアナを配置します。
反対面です。
こちらは、黄色のガーベラに同色のソリダコを合わせています。
どちらの面も、正面としてみてもさみしくない様に葉物の量を調節して仕上がりです。
まとめ
今回は、いつもお花を活けている玄関以外に活けました。
テーブルの真ん中飾るお花は、どちらのサイドから見てもさみしくない様に仕上げなくてはいけません。
今回は、私には少し好みではない色合わせでしたが、
それがあえていい結果をもたらしたように思います。
一方からは黄色系、もう一方からは赤系、と2つの異なる表情が出て、
どちらの面からもさみしくないお花に仕上がりました。
ガーベラを活ける時のポイントを1つ。
ガーベラは、少し横向きの表情が美しいです。
ガーベラを活ける時のポイントはお花を正面に向けずに、少し横に向けたり上に向けたりして活けると、ニュアンスのある美しい姿に決まります。
今年もあとわずか。
新年のお花はどう活けますか?
今年の新年に活けたお花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩