今週は、フローリストいかるがさんのお花を使った生け花です。
フローリストいかるがさんは、奈良県の田原本町にあるお花屋さんです。
店長さんのお花のチョイスがとても素敵なので、母の日や誰かのお誕生日などお花のギフトはいつもこちらのフローリストいかるがさんのお花を利用しています。
９月から生け花用のお花を月に２回配達してもらっています。
今回は、７回目。
上部には動画もございます。
細かな部分や立体感などは動画でも分かりやすいかと思いますので、動画もぜひ併せてご覧ください。
お花の紹介
老爺柿 ロウヤガキです。
めちゃくちゃ素敵。
盆栽でも見かける品種らしいです。
秋の生け花の楽しみの１つに、実のある枝物を活けることが挙げられます。
どんなふうに使おうかとワクワクします。
合わせるのは、ダリア。
そしてダリア。
更に、ダリアです。
今回、ダリアの品種は分からないのですが、３種類使います。
ダリアは種類が豊富です。
お花の大きさも様々、咲き方も色々あります。
メラレウカです。
今回は、これら５種類のお花を使います。
花器を選ぶ
老爺柿をどのように使うかで迷ったのですが、選んだのはこちらの花器。
漢字の『回』の字の形をした黒の花器です。
黒い部分すべてにお水が入ります。
今回はこの花器に、少し横長の作品を作ります。
お花を入れる
先ず、老爺柿を入れます。
実の付いている枝は、重心が上にあるので、バランスをしっかりと見て安定させます。
枝を少し整理しようかとも思いましたが、豊富に付いた実がもったいないので、そのまま使用しました。
次に葉の付いた方の枝を入れます。
先ほどの実の付いた枝とは反対側に入れ、横長の形を作ります。
大輪のダリアから入れます。
実の付いた枝と葉の付いた枝の間の位置に、短めにカットした大輪のダリアを入れます。
ダリアのお花は横顔も美しいので、お花の面をやや上向き加減に挿します。
ダリアも高い位置に重心があるお花なので、しっかり安定させます。
次に中輪のダリアを入れます。
先程の大輪のダリアよりやや長めに設定します。
それから、メラレウカを挿します。
枝分かれしいるところで切り分けたメラレウカは、老爺柿の根元付近に入れ引き締めます。
最後に小輪のダリアを３本入れます。
柿の実の間から顔をのぞかせるように挿します。
完成です。
まとめ
今回は、老爺柿と３種類のダリアを使った生け花です。
実のある枝を使った生け花は、季節感があり秋の生け花の楽しみの１つですね。
フローリストいかるがさんのお花を使った生け花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩
