秋のいけばな オンシジウムを月の光に見立てて

B!

今回は、オンシジウムを月の光に見立てて、秋の夜空をイメージした生け花を紹介します。

 

細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

 

お花の紹介

今回のメインの1つ、オンシジウムです。

 

今回のは、茎が細く少し長さもあるので、自身の重さで少し枝垂れます。

 

その曲線をうまく使いたいと思います。

 

 

 

 

秋のお花の代表の1つ、リンドウです。

 

少しくすんだブルーがシックでオシャレな品種です。

 

 

 

 

ヒペリカムです。

 

こちらも少しくすんだ色合いの品種です。

 

 

 

 

ユーカリもスモーキーで少しくすんだ色合いです。

 

枝が細く自身の重みで自然に枝垂れるところはオンシジウムとも共通の特徴です。

 

 

 

 

ドラセナです。

 

 

今回はこれら5種類のお花を使います。

 

 

 

 

花器を選ぶ

今回は、波型の横長水盤を使います。

 

中央よりやや右手に剣山を配置しています。

 

 

 

お花を入れる

先ず、オンシジウムを入れます。

 

今回のオンシジウムは茎がとても細いので、長さと形を整えて輪ゴムで根元を纏めてから剣山に挿しています。

 

秋の澄んだ夜空にそそぐ月の光のイメージのあるオンシジウムは、流れ出すように花器から下に向かって曲線を描かせます。

 

 

 

リンドウはお花のすぐ下でカットし、3方向に広げるように挿します。

 

 

 

 

リンドウの足元にヒペリカムを入れます。

 

 

 

 

ヒペリカムが間からのぞくようにユーカリを挿します。

 

軽く矯めて曲線を作り、オンシジウムの逆サイドに入れます。

 

 

 

 

花器の口元、後方、オンシジウムの周辺などにドラセナを配置します。

 

ドラセナは1枚ずつにして、それぞれ丸めてホッチキスで留めます。

 

長さを抑えてボリュームを出すことができます。

 

完成です。

 

 

 

 

まとめ

今回は、オンシジウムを月の光に見立てた秋の生け花を紹介しました。

 

オンシジウムの挿し方や、ドラセナでの足元のカバーの仕方など細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

青いお花に付いての記事はこちら

 

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