クリスマスも過ぎたので、お花屋さんもすっかり迎春ムードです。
先日、お正月用のリースの下準備をしておいたので、生花を飾って仕上げをしたいと思います。
お花の紹介
まず、お正月といえば松です。
アレンジメント用として、少し小ぶりの枝若松がありましたので、今回はこれを利用します。
そして南天です。
実がぎっしりと付いている大ぶりの南天がありましたので、こちらを使用します。
アクセントには金柳を使う事にしました。
柳に金や銀で着色してるもので、動きも出て豪華さも出せるお正月には不可欠なお花です。
今回は全体を赤と金でまとめたいと思いますので、水引と同様に金を選択しました。
リースを仕上げていく
お正月用のリースだけでなくリースを作る時にまず決める事は、ポイントをどこに持って行くかという事です。
リース全体に飾りをつけるのか、リースの下部に飾りを置いて植え向きに流れを作っていくのか、リースの上部に飾りを持ってきて下に流れるようなラインを作るのかという事です。
今回は、柳の流れるようなラインを見せたいので、リース上部に飾りつけをして下に向かっての動きを出したいと思います。
まず初めに、サンゴミズキのリースの台に、ワイヤーやひもで吊り下げるためのフックを作ります。
仕上がった時にはこの部分が一番上になります。
生花を扱う前にまず初めに、水引で輪を2つ作っておきます。
サンゴミズキで制作した輪よりそれぞれ1周りずつ小さな輪を作ります。
その水引の輪を先ほど付けたフック部分の下に固定させます。
お花や飾りをつける際には、私はお花用のワイヤーを使用しました。
グルーガンを使用してもいいと思います。
グルーガンとは、スティック状になった接着剤を熱で溶かして使用する接着用の道具です。
手芸や工作用で頻繁に使用する方なら1000円台から売っていますので、1つあっても便利です。
100均でも扱っているので、試しに買ってみてもいいかもしれません。
その後、フックの位置から左右に松をくくり付けます。
左右対称にせずに、ボリュームの大きい方と小さい方を作る方が動きが出て楽しい仕上がりになります。
同様に、フックの位置を中心に南天を付けます。
左右のボリュームを見ながら金柳を付けた後、買っておいた飾りや千代紙で作った扇を配置します。
この辺りも、私はワイヤーを使用しましたが、グルーガンがありと簡単に接着できます。
最後に千代紙で作った立体的な三角形の飾りをつないだものを付けて、完成です。
こちらは糸でつなげてリース本体にくくり付けています。
紹介した飾りの他に、松ぼっくりやリボンなどを合わせても素敵です。
まとめ
お手頃な価格のリースもたくさん売っていますが、生花を使ったリースは同じ物が2つとないのが最大の特徴です。
さらにいい香りもします。
もちろんドアの外に飾っているので、ずっと香りを嗅ぐわけではないですが(笑)。
本物のもみの木を釣ったクリスマスリースに関しても言える事ですが、前を通った時に冬の澄んだ空気と共にふわっと感じるかすかな香りは、季節の記憶として結びつくので、是非一度試してみて下さい。