豪華な八重咲きのユリとアンティークアジサイの生け花を紹介します。
今回のお花は、フローリストいかるがさんのチョイスです。
フローリストいかるがさんは、奈良県の田原本町にあるお花屋さんです。
店長さんのお花のチョイスがとても素敵なので、誰かの誕生日や母の日など、お花のギフトの際にはいつもお願いしているお花屋さんです。
昨年からフローリストいかるがさんで月に2回、生け花用のお花もお願いしています。
お花の生け方の動画もございます。
細かな部分や立体感などは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
夏に大活躍する花材、トクサです。
ストローのような中空の花材なので、折ったり曲げたり自在です。
ユリです。
まだ開花していないので分かりづらいですが、八重咲きのタイプです。
アンティークアジサイです。
何色とも言い難いくすんだ色味が特徴です。
谷渡りです。
小ぶりの品種です。
今回はこれら5種類のお花を使います。
花器を選ぶ
今回は、トクサを横向きに使おうと思います。
選んだのはこちらの花器。
白の深型水盤。
中に剣山を入れて使います。
お花を入れる
先ず、ユリをほぼ垂直に挿します。
まだ開花していないので、イメージしづらいかもしれませんが、
お花が咲いた時に花器の縁にお花が重なるくらいの長さに設定します。
次にアンティークアジサイを入れます。
この花器の場合、サイドが低くなっているので、そこからお花がのぞいているよな角度に挿します。
その後、谷渡りを入れます。
谷渡りには、葉っぱの中央部分に縦に軸のような硬い部分があります。
そこを軽くひねるように矯めます。
葉っぱが回転したように見えます。
トクサを入れます。
トクサは1本を2か所で折り曲げ、その両端を花器に挿します。
そうすると横向きの線が出ます。
トクサは5本ありますが、それらの長さや角度が重ならないように、いろいろな向きや角度ながさに折り、変化を出します。
トクサの線の面白さを出すために、ユリの葉っぱは全て取り除きました。
後はユリの開花待ちです。
まとめ
2日後、ユリが開花しました。
色は控えめで、グリーンを重視したとてもインパクトのあるお花が仕上がりました。
トクサの入れ方の部分などは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
グリーンのお花の紹介はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩