ハロウィンのアレンジメント

ハロウィンのアレンジメントを作ってみました。

 

 

お花の紹介

行李柳

行李柳(コウリヤナギ)です。

 

細くてしなやかな柳なので、矯めやすい花材です。

 

今回も曲線を作ります。

 

 

 

バラ

バラです。

 

後ほど紹介するおもちゃカボチャと同色のバラです。

 

ハロウィンのアレンジメントにピッタリの色味です。

 

 

 

 

ガーベラ

バラよりもややマイルドな色合いになりますが、ガーベラも同じくオレンジ系です。

 

 

 

カーネーション

オレンジ系の差し色にピッタリな紫系のカーネーションです。

 

 

 

 

リューカデンドロン

アクセントとして、リューカデンドロンです。

 

今回のはとても小ぶり。

 

でも存在感はあります。

 

 

 

 

ベビーハンズ

葉物にはベビーハンズです。

 

その名の通り、赤ちゃんの手の様な形の葉物です。

 

 

 

おもちゃカボチャ

そして、おもちゃカボチャです。

 

 

アレンジメントを作る

アレンジメントを作る前に、先ずすることがあります。

 

吸水フォームにお水を含ませることです。

 

吸水フォームは乾燥した状態で売られています。

 

バケツなどの吸水フォームがすっぽり入る大きさの入れ物にたっぷりとお水を張り、

その上に吸水フォームをそっと置きます。

 

そして、静かに沈んでいくのを待ちます。

 

この時、吸水フォームを手で押してお水に沈めてはいけません。

 

そうすると、お水は吸水フォームの中央部分に入り込まず、表面だけお水が付いていて中が乾燥した状態のままになってしまいます。

 

アレンジメントのお花は、このから水分を吸いますので、

中が乾燥しているとお花にお水は届きません。

 

直ぐにお水に沈んでいくので、慌てずに支援に沈むのを待ちましょう。

 

吸水フォームがお水の中にずんだら、それを引き上げ器にセットします。

 

吸水フォームを器にセットする

活け方にもよりますが、一般的にはこのように吸水フォームが器の口より数センチ出た状態にセットします。

 

それから面取りをします。

 

面取りとは、角の部分を落とす事です。

 

面取りをする事で、吸水フォームの角の部分がなくなり作品を滑らかな弧を描いたようなアウトラインに仕上げやすくなります。

 

ここまで準備をしてからお花を入れ始めます。

 

 

ばら、ガーベラを入れる

今回はまずおもちゃカボチャから入れます。

 

写真を撮り忘れましたが、このようなオブジェ的なものを入れる時は、太めのワイヤーを入れたい物に刺して、それを吸水フォームに挿します。

 

先ずおもちゃカボチャを入れたのは、面積が大きく低い位置に入れるからです。

 

後になるほど大きなものは入れる場所を確保しづらくなります。

 

おもちゃカボチャの後は、バラガーベラの順に入れます。

 

今回は、玄関に飾る予定のアレンジメントなので、360度どの方向からも見るわけではないのですが、後方にもお花は入れます

 

ですから、バラの後ろにバラよりも短いガーベラを入れてあります。

 

後方にも短いお花を入れる事で立体的なアレンジメントに仕上がります。

 

 

カーネーションを入れる

その次にカーネーションを入れます。

 

今回は、オレンジ系のバラやガーベラがメインになるので、カーネーションは、余り表に出さずに低い位置に入れます。

 

先程と同様に、後方にも短めのカーネーションも入れます。

 

後方にお花がある事で、前のお花がよりくっきりとします。

 

それから、リューカデンドロンを入れます。

 

 

ベビーハンズを入れる

そしてベビーハンズを入れます。

 

お花よりも先にグリーンを入れる時もありますが、今回はこのタイミングで入れました。

 

特にどのタイミングで葉物を入れるという決まりは明確にはないのですが、

お花の大きさや葉っぱのサイズ感や茎の有無などで変わってきます。

 

もちろんこれは決まりではないので、『入れやすいタイミング』という事になります。

 

 

行李柳を入れる

最後に行李柳を入れて完成です。

 

行李柳は枝分かれしているものは、分かれ目でカットして、1本ずつにします。

 

軽く矯めてから、両サイドを吸水フォームに挿して虹の様な形に入れます。

 

余り規則的にせず、大小や曲線のカーブ具合に変化を付けた方が自然で面白い仕上がりになります。

 

 

 

まとめ

今回は、ハロウィンのアレンジメントを作ってみました。

 

このアレンジメントを作りポイントは、

後方にも短いお花を入れ、立体感を出す事です。

 

テーブルの真ん中に置くアレンジメントの場合は、360度全ての面のどこから見てもお花が見えるように仕上げる必要があります。

 

今回のように、玄関など後方から見る事がない作品を作る時でも、後方にもお花を入れる事で、

作品が立体的に仕上がり、前にあるお花の輪郭が引き締まります

 

常に後方にも短いお花を入れる、という事を意識してアレンジメントを作ると、

イキイキとした作品に仕上がります。

 

 

 

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