3月になりましたので一気に春らしく、華やかに、今回はミモザとダリアの生け花を紹介します。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介

ミモザです。
非常に人気の高い花木です。
しなやかな枝なので、表情豊かに生けるができます。
徂徠にしても色や質感が美しいので、スワッグにして楽しまれる方も多いです。

メインのお花はダリアです。
手のひらほどの大きさのある華やかなお花です。

ヒペリカムです。
生け花ではサブのおはなとしてつかうことが多いですが、お花屋さんの店頭でも人気の高いお花です。

アルストロメリアです。
少し変わり咲きのようにも思うのですが、お花屋さんに聞き忘れてしまいました。

スプレーマムです。

スターチス。

葉物にはドラセナ。

そしてミスカンサスです。
今回はこれら8種類のお花を使います。

花器を選ぶ
今回は花材が8種類、ダリアのお花にもボリュームがあるので、大きめの花器を使いたいと思います。
選んだのはこちらの花器。

白のトーチ型の花器です。
高さが約47㎝ある背の高い花器です。
ミモザのしなやかさとダリアのボリューム感を考え、花器から枝を下に流れるようにいれ、アーチ型の作品を作ろうと思います。
お花を入れる

先ず、ミモザを入れます。
ミモザの枝垂れる形を使い、花器の口元から流れ出すように入れます。
左右に振り分けてアーチ型を作りますが、枝の長さや分量、角度が同じにならないように左右に強弱を付けます。

ミモザの少ない側にドラセナを入れます。

ドラセナの上にダリアを入れます。
ダリアはお花が大きく立体感もあるので、花器の口元ギリギリに入れて重心を下げます。

正面から見てダリアの入っていない側(右側)にヒペリカムを入れます。

ダリアの後方にアルストロメリアを入れます。

ヒペリカムの後方、アルストロメリアの横にスプレーマムを入れます。
スプレーマムはアルストロメリアより少し低く入れます。
左右対称の綺麗なアーチ型にするのではなく、やや左右非対称にするためです。

この角度からは全く分かりませんが、ここでスターチスを入れています。
ダリアの左サイドから下にかけての部分にスターチスが入っています。
完成した写真や、動画では見えるかと思います。

ミモザを追加します。
先に入れたミモザと一体化するように、他のお花の上に重ねます。

ミスカンサスは、数本ずつに纏めてから入れて言います。
中央部分から放射状に広げるように入れ、軽やかさを出します。
完成です。
まとめ

今回は、ミモザとダリアの生け花を紹介しました。
細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
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