今回は、夏らしく青の生け花を紹介します。
曲線が魅力の雲竜柳と、同じく曲線で個性的な丹頂アリアムを合わせて動きと涼しさを表現した生け花です。
バランスの取り方や素材ごとの配置がポイントです。
動画もございます。
細かな部分や立体感は動画でもご確認いただけます。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
枝物には雲竜柳です。
動きのある曲線が面白い枝物です。
同じく曲線が個性的な丹頂アリアムです。
合わせるのは、青色が美しいリンドウ。
更に質感の面白い、るり玉アザミを合わせます。
今回はこれら青~青紫系の4種類のお花を使います。
花器を選ぶ
落ち着いた青系のお花に合わせるのは、こちらのシックな和風の花器。
ここに、左右に広がる動きのある作品を活けたいと思います。
お花を入れる
雲竜柳の枝の動きを観察し、曲線を遮らない位置でいくつかにカットします。
花器から動き出すように、あまり高さは出さずに挿します。
次に逆サイドに丹頂アリアムを入れます。
丹頂アリアムも曲線が面白いお花です。
他のお花にはない特徴なので、くねくねとした線を消さないように、短くし過ぎないようにします。
少しアンバランスかな?と思うくらい長い方が、お花の個性が引き出せます。
左右に動きのあるお花を入れたので、中央に落ち着いたリンドウを入れて、空間を引き締めます。
主に右下の方を中心にるり玉アザミを入れます、
花器の口元のスカスカした感じのするところにるり玉アザミを僅かな長短を付けて入れます。
完成です。
まとめ
今回は、曲線が面白い2つの花材、雲竜柳と丹頂アリアムを使った青の生け花を紹介しました。
細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
青いお花についての記事はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩