今年は、ダイニングテーブルにも飾りやすいお正月のアレンジメントを作りました。
背の低いアレンジメントなので、お正月の食卓を飾るのにもピッタリです。
上部には動画もございます。
細かなところは動画でご確認いただくと分かりやすいかと思います
動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
五葉松です。
松は常緑の植物なので長寿を表し縁起のいい木です。
更に五葉松は『御用を待つ』という音と掛けて、『仕事が舞い込む』という意味にもなり、特に商売をしている方に好まれた縁起のいい松でもあります。
小ぶりなので、アレンジメントにも使いやすい松です。
ピンポンマム
見た目の通りピンポン玉のように丸い形のマムです。
サイズ感が手ごろなので、こちらもアレンジメントに向いています。
スプレーマム
デンファレ
スプレーカーネーション
薩摩杉
南天の実
今回はこれらのお花を使いお正月のアレンジメントを作ります。
器のセット
アレンジメントを作るときは、器のセットから始めます。
先ず、バケツなどに十分に水を張り、その上に吸水フォームをポンっと置きます。
この時、決して吸水フォームを押して水に沈めてはいけません。
押して沈めてしまうと、フォームの中心までしっかりとおみうを含むことが出来ないからです。
吸水フォームに挿されたお花は、フォームに含まれているお水を吸います。
中心迄しっかりお水が含まれていないと、お花はお水を吸うことが出来ません。
バケツに張ったお水の上に置いた吸水オームは、間もなくゆっくりとお水の中に沈んでいきます。
しっかりと沈んだことを確認してから、お水から出し、必要な形にカットして使います。
アレンジメントを作る
先ず、五葉松を挿します。
今回はテーブルの上に飾ることを意識したアレンジメントなので、高さは出しません。
リースを作るようなイメージで、茎を短くカットして挿します。
次に薩摩杉で吸水フォームの表面のある程度の部分をカバーします。
フォームのサイドだけではなく、上面にも挿します。
グリーンは後半に入れてもいいのですが、
先に入れておくと細かなところまできちんと入ります。
面の葉っぱではないので、葉っぱで吸水フォームの多くの部分が覆われたとしても、お花を挿すことが出来ます。
ある程度グリーンでカバーされたら、ピンポンマムを入れます。
ピンポンマムも茎を短くカットして挿します。
ただ、全部のお花が同じ長さになると面白味がありません。
今回のアレンジメントの中で、ピンポンマムは中心的なお花です。
ですから他のお花よりやや長めに設定します。
また2輪のピンポンマムのお花の高さが全く同じだと不自然なので、わずかに高低差を付けます。
次にスプレーマムを入れます。
アレンジメントのデザインによりますが、今回は同じお花は近くに配置します。
色々なところに挿してしまうと、まとまりなく感じてしまうからです。
スプレーマムもすべてのお花が同じ高さに揃うと平面的で面白みがないので、少しだけ高さの違いを作ります。
続いてスプレーカーネーションを挿します。
こちらも同様に、一か所に纏め、わずかな高低差を作ります。
まだつぼみなので赤い色の印象は少ないです。
お花が開いた時には、アレンジメントのがもう少し赤い印象になります。
デンファレも同様に一か所に纏ます。
南天の実を五葉松の近くに入れます。
いいアクセントになります。
ゴールドに着色した松ぼっくりや水引、てまりのピック等を挿し、かわいらしく仕上げます。
完成です。
まとめ
今年は、ダイニングテーブルにもおすすめのお正月のアレンジメントを作りました。
このアレンジメントを作るポイントは、
お花全体を短くカットしますが、わずかに高低差を付け、変化に富んだ表情を作る事。
同じお花は一か所に纏め、お花のグループを作る事、
の2点です。
アレンジメントの細かい点などは、動画で見て頂くと分かりやすいかと思います。
上部にはリンクもございますので、動画も併せてご覧ください。
今年はこちらのアレンジメントのほか、様々なサイズ感のお正月花を活けました。
ほかのお正月のお花は、こちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩