今回は、初心者の方向けの生け花を紹介します。
ストックとバラをメインに剣山を使ってお花を活けました。
お花を活ける動画もございます。
細かな部分や奥行き感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
お花の紹介
ストックです。
今回は枝物がないので、ストックを主にアウトラインを作ります。
バラです。
今回のメインです。
葉物にはモンステラです。
面の大きな葉っぱで、1枚でも十分なインパクトがあります。
クジャク草です。
今回は、短めにカットして使います。
今回は、これら4種類のお花を使います。
花器を選ぶ
今回は、剣山を使い水盤に基本的な形に活けます。
使う花器はこちら。
半球形の花器です。
中に剣山を入れて使う、少し立体的な花器です。
お花を入れる
先ず、ストックを入れます。
1本目(長い方)は、花器の幅の2.5倍ほどの長さに設定します。
花を切るときは、切り口を斜めにします。
お水に浸かる所はもちろん他のお花と重なる部分の葉は取り除き、足元をスッキリさせます。
花器の幅の2.5倍ほどの長さにカットしたストックは、垂直に近い角度に挿します。
2本目のストックは1本目のストックの2/3程の長さにします。
先に入れたストックの手前にやや前傾させて挿します。
横から見たところです。
前後の幅をしっかり設け、お花が窮屈にならないようにします。
次にバラを入れます。
最初に一番長いバラを入れます。
最初の1本は垂直に近い角度に。
次に手前に短い1本を入れます。
前傾させ足元にお花を入れると、全体の重心が下がります。
下の方に入れるバラは、葉っぱを取り除き過ぎないようにします。
適度に葉っぱを残すことで、スカスカした感じを取り除いていきます。
モンステラを入れます。
モンステラは葉っぱの面を上に向け、底辺を広げて安定させます。
最後にクジャク草を入れます。
クジャク草はバラの間に入れるので、短めにカットして入れます。
後方にも短めのクジャク草を散りばめます。
後方に短いお花を入れると、奥行き感や立体感が出ます。
完成です。
まとめ
今回は、ストックとバラを使った基本的な形の生け花を紹介しました。
この作品を活けるポイントは、
お花は放射状にしっかりと傾斜させる、ということです。
傾斜させてお花とお花の間の空間をしっかりと取る事で、窮屈にならず風通しの良い作品になります。
お花を『後ろが高く前が低い階段状に入れないこと』というのももう一つのポイントです。
後方にも短いお花を入れることで、奥行きや立体感も出ます。
細かなところや立体感は、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。
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