今回は、サンリッチ ライチという品種のブラウンのひまわりを10本使った生け花を紹介します。

 

フローリストいかるがさんに配達してもらったお花です。

 

フローリストいかるがさんは、奈良県の田原本町にあるお花屋さんです。

 

店長さんおお花のチョイスがとっても素敵なので、誰かのお誕生日や母の日には、必ずフローリストいかるがさんに花束やフラワーアレンジメントを作ってもらっています。

 

昨年から、月に2回、生け花用のお花も配達してもらっています。

 

生け花製作中の動画もあります。

 

細かな部分や立体感などは、動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

是非、上部のリンクより動画も併せてご覧ください。

 

 

 

 

お花の紹介

ひまわり

ひまわり

 

サンリッチ ライチという品種です。

 

お花の大きさは多少の大小はありますが、使いやすい中輪。

 

ブラウン系のはなびらがとても素敵です。

 

全部で10本。

 

 

 

 

アナベル

アナベル

 

ファイヤーライト、という品種です。

 

ひまわりと合わせやすいと思います。

 

 

 

 

バンダ

バンダ

 

蘭の一種です。

 

今回は、お花ではなく、根と葉。

 

 

 

 

今回の花材

今回は、これらのお花を使います。

 

 

 

 

花器を選ぶ

今回は間違いなくひまわりがメイン。

 

ひまわりの存在感のある仕上がりにするため、選んだのはこちらの花器。

黒の横長の楕円の水盤

黒の横長の楕円の水盤です。

 

中に剣山を3つ入れています。

 

両端1つずつ、中央よりやや左寄りに1つ、の合計3つです。

 

 

 

 

お花を入れる

ひまわりを入れる

先ず、ひまわりを入れます。

 

ひまわりは全部で10本あります。

 

今回のこのサンリッチ ライチという品種は、花びらの色に濃淡があります。

 

ブラウンぽいものから、イエローまで。

 

お花の大きさや色味を適度に混ぜ合わせながら入れます。

 

まず最初に両端に入れます。

 

両端に入れるのは、背が高めのお花がおすすめです。

 

お花の面はやや内向きにし、茎は真っすぐに挿します。

 

両端が入れば、次に中央に入れます。

 

中央といっても真ん中ではなく、やや左右どちらかに寄せた方が自然です。

 

中央付近に入れるのは、やや短めにカットします。

 

基本の3本が入れば、続けてどんどん入れていきます。

 

お花の向きや長さが重ならないように、変化させながら入れます。

 

茎は全て垂直に挿します。

 

ひまわりの葉っぱは、上の方の数枚は残します。

 

下の方についている葉っぱや、葉っぱが多いものは、適度に整理して、茎が真っすぐに立っているのが見えるようにします。

 

 

 

 

アナベルを入れる

ひまわりはまだ残っていますが、途中で先にアナベルを入れます。

 

直立したひまわりとは対照的に、アナベルは斜めに入れます。

 

今回のアナベルは、茎が曲線になっているものもあるので、

ひまわりとの対比が面白いです。

 

アナベルの葉っぱも取り除き茎を見せます。

 

アナベルのお花の位置は、ひまわりの高さの半分あたりからそれより下に入れ、重心を下げます。

 

 

 

 

ニューサイランを入れる

足元が寂しいので、先週使ったニューサイランをプラスします。

 

先週のひまわりの生け花はこちら

 

 

ニューサイラン

こちらがニューサイランです。

 

直線的な葉物です。

 

特に夏場には、お花が傷んでしまっても、葉っぱや枝がまだまだキレイ、ということがしばしば起こります。

 

今回もニューサイランはまだまだキレイでしたので、追加したいと思います。

 

ニューサイランを入れる

前回、このように折りホッチキスで留めました。

 

そのまま使います。

 

花器の上辺をカバーするように横に広げます。

 

 

 

 

 

ひまわりを追加する

それから、ひまわりを追加します。

 

後半になると、ひまわりの入る場所が徐々に少なくなっていきます。

 

この時、ひまわりを均等に、等間隔に入れるのではなく、

密なところ、疎なところを作って入れます。

 

その方が動きが出て、面白いです。

 

 

 

バンダを入れる

最後にバンダを入れます。

 

ひまわりの茎の直線と対照的に、根っこの曲線を後方から前に流します。

 

完成。

 

ひまわりの生け花

 

 

 

まとめ

今回は、夏の定番ひまわりを使った生け花を紹介しました。

 

この作品を活けるポイントは、ひまわり10本は、全て垂直に挿すことです。

 

10本のひまわりというインパクトが出てきます。

 

細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。

 

上部のリンクより、是非動画も併せてご覧ください。

 

 

 

先週のひまわりを使った生け花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

ひまわりとも相性の良いグリーン系のお花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩⇩

 

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