初夏のひまわりの生け花を紹介します。
上部には動画もございます。
細かな部分や立体感は動画で見ていただくのも分かりやすいかと思います。
是非、併せて動画もご覧ください。
お花の紹介
デルフィニウムです。
小さなお花が縦に並んで咲くデルフィニウムは、スラっとした立ち姿が美しいので、
枝物を活けるような使い方が出来ます。
メインのお花はひまわりです。
お庭で咲くのはもう少し先ですが、切り花では5月になると多く出回り始めます。
ソネットカーネーションです。
ナデシコのように平たく咲きます。
ソリダコ。
葉物にはドラセナです。
今回は、これら5種類のお花を使います。
花器を選ぶ
スラっと縦に長いデルフィニウムの形を強調するために、今回は縦に細長い形に活けます。
選んだのはこちらの花器。
黒の半球形の花器です。
中に剣山を入れて使います。
お花を入れる
先ず、デルフィニウムを入れます。
1本目は、ほぼ垂直に。
2本目は、1本目の長さの3/4を目安に、角度はあまり倒さないで挿します。
この時に、2本のデルフィニウムの足元をぴったりとくっつけて挿すと、緊張感が出ます。
次にひまわりを入れます。
ひまわりも足元はデルフィニウムに沿わせます。
お花の位置は、少しだけサイドに振り、全体のシルエットが縦に長い二等辺三角形になるようにイメージします。
それから、ドラセナを入れます。
先程のひまわりを広げたのとは逆方向に入れます。
ドラセナの葉っぱは1枚ずつバラバラにして、単調にならないように、長いもの短いものを織り交ぜて挿します。
その次にソネットカーネーションを入れます。
デルフィニウムもひまわりも直立している状態なので、それらの前後に短いソネットカーネーションを入れることで、立体感が出ます。
最後に、ひまわりの後方の空間にソリダコを入れて完成です。
まとめ
今回は、夏の定番のお花ひまわりを使った生け花です。
ブルー系のデルフィニウムと合わせることで、初夏らしい爽やかな印象に仕上がりました。
夏の間に何度かひまわり活けることになると思いますが、それぞれの季節や合わせるお花でまた違った印象になると思います。
細かな部分や立体感などは、動画でも分かりやすいかと思います。
是非、動画も併せてご覧ください
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