お月見のお花

2018年は、9月24日がお月見です。

 

いつもなら1週間ほど前にお花を用意するのですが、今年は何かと用事が多くお花屋さんに行く機会を逃してしまい、ようやく今日飾る事が出来ました。

 

お花を買いに行く時は、買いたいお花ををきはっきりと決めすぎてしまうと、そのお花がなかった時に軌道修正するのに時間がかかってしまうので、おおまかなイメージだけ決めて行くようにしています。

 

という訳で、今日もススキを買う事だけを決めて出かけました。

 

お花選び

キレイなススキがあったので3本頂くことにしました。

 

その次、まず目に留まったのはアナスタシアでした。

 

カッコいい名前ですね。

 

どんなお花だと思いますか?

 

大きく開くです。

 

今日はそのアナスタシアのピンクを選びました。

ピンクのアナスタシア

いわゆる菊のイメージとはちょっと違いますね。

 

品があってかっこよく、アレンジメントにも人気のお花です。

 

今日お花屋さんには、グリーン、黄色、白、そしてこのピンクがありました。

 

柔らかみのある上品なピンクにひかれたので、メインのお花はすぐにこのピンクのアナスタシアに決まりました。

 

さて次です。

 

メインのアナスタシアは、お花の面が大きく丸いので、少し違う形のお花が欲しいです。

 

お月見には、秋の代表的なお花の一つであるリンドウを活ける事が多いです。

 

リンドウは小さめのお花が縦に並んで咲くお花なので、先ほどのアナスタシアとは違う咲き方のお花です。

 

ピンクのリンドウ

今日はブルー、濃いピンク、そしてこのつぼみの時は下が少し白っぽいピンクのリンドウがお花屋さんに置いてありました。

 

定番のブルーも綺麗でしたが、アナスタシアのピンクより少し濃いめのピンクのリンドウを選んで、グラデーションにすることにしました。

 

ススキのベージュ、お花はピンク系が2種類、ときたので、何かアクセントになる色が必要です。

 

黄色が欲しいです。

 

これまたすぐにオンシジウムと決まりました。

 

中南米原産のランですが、お月見という和風なシーンにもよく合います。

 

私は、このオンシジウムの黄色は月の光をイメージさせるので、お月見にはぴったりじゃないかと思っています。

 

という訳で、今年のお月見のお花は、

ススキ3本、アナスタシア(ピンク)2本、リンドウ(ピンク)3本、オンシジウム2本に決まりました。

 

ちなみに金額は、

ススキが1本100円、アナスタシアが1本250円、リンドウは1本200円、オンシジウムが1本350円、合計2100円でした。

 

もう少し金額を抑えたい場合には、オンシジウムを他の黄色のお花、例えばソリダコ(通常1本100円から160円前後)を3本に替えると2000円以内でまとめることが出来ます。

 

他には、ブルーのリンドウを3本、アナスタシアの黄色を2本か3本選ぶというのもいいですね。

 

 

お花を活ける

さて次は、家に帰って花器選びです。

 

ススキは、基本的にあまり寝かせずに活けるので、垂直方向に活けやすい花器を選びました

 

中には剣山を入れてあります。

白い花器

この花器は色違いで白と黒を持っているのですが、メインのお花がピンク系という事で、キュッと引き締まるように黒をチョイスしました。

 

上品な秋のお花に澄んだ月の光が差し込んでいるような秋の風景が活けられたかな、と思います。

 

ところで、お花を活けると必ずチョット残るお花というのが出てきます。

 

今回はオンシジウム。

 

枝分かれしている下の方は、活ける時に花器の中に入ってしまうので、その部分は外します。

 

こういった残りのお花で、娘が生け花をするのがお決まりになっています。

 

先日から活けていたセダムの茎が少しずつ傷んできているので、徐々に短くしていたのを、思いっきり短くカットして残りのオンシジウムと一緒に娘に活けてもらいました。

 

テーブルに飾るのにちょうどいいサイズです。

 

セダムとオンシジウム

 

2021年のお月見の生け花はこちら⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

お月見のアレンジメント⇩⇩⇩⇩⇩

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